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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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アンテナを仕舞ってしまったUさんに
素敵な特技があった
画像は私に作ってくれたその作品





誰かのために作ろう、と思った時に
その人の事を仔細に思い浮かべる
背格好、顔の造作、普段のファッション、好んで身につける色
それらを参考にメインになるパーツを決め
次に引き立たせるパーツを選ぶ
背格好を思い浮かべ、量感や長さを決めていく
一つ多くても、一つ少なくても
出来上がりのイメージは著しく違って来るという
最近は、その人を思うと
または、メインのパーツを決めると
全体のイメージが泉のごとく溢れ出すそうだ

また、作品を構成するパーツを蒐集する事も大切だ
魅力的な材料から豊かな発想が生まれる
集めた物をきちんと整理する事も重要で
しまい忘れると意味が無い
そして、蒐集のために東奔西走するのだ

接続部分や留め金の処理は技術の問題だ
100個作れば必ず上手くなる

この想像力、豊かなイマジネーション、情熱を
そのまんま音楽に生かしてみようよ


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どうやら信頼関係を築く方法を考えねばならない
誰と?・・・・・・・って
自分

わたしにゃぁこんな事は出来るはずが無い
と思って笛を吹いていないだろうか
私の音なぞこの程度、と諦めていないか

先週、情熱を傾けて「改善しよう」と努力している事は何だ?
と質問をしてみた

多くが、夢を語った
「いつまでも尽きる事の無い泉のごとく、息が流れるようになりたい」
「楽音を吹きたい、音楽をしたい」

期待した答えはもう少し具体的な事になるのだが
恐らく夢の実現のための具体策が思い浮かばないので
夢を語る事になったのだと思う

さて、改善のためには
自分を信頼する事も大切な要素だと思う

例えば、音が上手く出ないと感じたら無意識に強く吹いてしまうものだ
何故音が出ないかを考える前に強く吹いてしまい
結果、楽音はどんどん遠退く
「自分の腹で作った支え」を信じる事が出来れば
ポイントを探し、必要なだけの息をあてられる

「自分の肺」を信じる事が出来たら
息が吸えないのは方法に問題があると疑う事が出来る

「自分の運動能力」を信じる事が出来たら
こんなに指が動かないのは
動かないように自らを縛っているに違いないと考える

曲の冒頭の音の発音が恐いのは
「上手くできる筈がない」と思っているのでしょ

ピアニッシモで緊張するのは
ピアニッシモの美しさよりも
失敗した時の恐さが勝っているからでしょ

どうせ私はこの程度だと現状を受け入れてしまったら
どんな向上もあり得ない

なんて他人事みたいに言っているけれど・・・・・

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アンサンブルのチームが
あまりにも音程がわからないので
チューナーを導入して2年ほど経っただろうか
発表会などの本番で
耳を覆うような頓珍漢なハーモニーはさすがに無くなった

しかし、普段の練習ではまだまだ凄まじい和音を作る
楽譜を見ながらチューナーを見る事は不可能なのだ

発音する時に喉を上下させないようにしようと提案する
片手で吹けるGを選び
右手の人差し指を喉にあてがいGを連発する
その際の留意点は音を止める事をせずにその代わりに息を吸う事
始めは驚くほど喉が上下している事に気づく
強く意識し注意深くしなければならない事に気づくはずだ
でも、続けているうちに指をあてがっている間は
喉を動かさないで吹けるようになってくる
その後、喉にあてがっていた右手を離し楽譜に戻ると
元の木阿弥

鏡を見ている時の姿勢は誰だって悪くない
問題は見ていない時なのだ

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ランキングをチェックすると
しまったさぼっているうちに相当落ちてしまった
とがっかりする
ランキングの上位に位置する事がブログの目的ではないが
焦って記事をアップしようとする
マメにこつこつと更新していれば確実に順位は上がるのだ

レコーディングダイエットが効果的なのは
そう言う心理なのだろう
食べた物の量をセーブできた時には裏切る事無く数字に反映される
少し多く食べてしまった時は容赦なく数字に反映される

やはり明確な結果を、目の前に突きつけられると
否が応でもがんばるものなのだ
しかし数字ばかりにこだわると
ブログの内容は空疎となり必ず後悔する
ダイエットの場合は
健康を害したりリバウンドの憂き目を見る


師匠のレッスン室の譜面台のそばに
「正」の文字でカウントした紙片が置いてある
以前、シリンクスの素晴らしい演奏を聴かせていただいた後
「楽譜通りでありながら、数えているように聴こえない
  その絶妙な時間はいったいどうやって?」
と質問した時、師匠は
「1000回ね」
と答えてくださった。そして
「1000回もやればね、落ち着く所に落ち着くの」
「なるほど」
1000回という数字は簡単には叩き出されない記録だけれど
だまされてはいけない
ただ、汗の結晶の数字が尊いのではないのだ
師匠は1000回さらう間
常に最も良いリズムで、適切な間をとり
それに即したダイナミクス、音の陰影など
隅々まで気を配っているのだ
絶対にルーティンワークではないのだ
そして熟した時に音を醸し出すのだ

余談ではあるが、酒飲みにとって
「熟す」「醸す」は大好きな言葉だ

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ついに水戸にインフルエンザがやってきた
市内の中学校で感染が確認されたそうだ
公共の施設の入り口にはアルコール消毒液が設置され
音楽教室は休みにするように通達があった

民間のカルチャーセンターでは
目につく所にアルコール消毒液がないので
担当者に訊いてみたら
「受付事務所には置いてるんですよ」
との答え

しかし、残念ながら
そこを通らずに直接各講座の教室へ行く人が殆どだ
大方の受講生がそろった後で
事務長がアルコール消毒液を持って教室にやってきた
「いやぁ、こんなに流行ると思わなかったからね。今、買ってきたよ」

大手スーパーで働いている人に訊いてみた
「うちは関西で感染者がでた時にはずいぶん問題にしたけれど
 今はなにもしていないよ」
本社が地元でないと対応のタイミングも変わる物なのだろうか

いやはや

その音楽教室の休みで予想外の時間が出来た
久しぶりに投稿するか・・・・
と思いつつ
画期的な発見をしないと記事に出来ない自分に気がつく

画期的な発見はそうそう無いぞ
だって、「踵で呼吸をする」なんて究極じゃないか

ならば最近の出来事から

楽典を勉強し始めてアンテナを仕舞ってしまったUさん
アナリーゼを試みて考えようとするあまり
漠然と感じていた事を否定してしまったのだろう
以前だったら必ず気づいていたことまでわからなくなってしまった
楽典の知識は
漠然と感じていた事を証明するものだ
「ああ、やっぱりね」という具合に

唾を飛ばして理屈を説明し
理解してもらったかな、と安堵すると
最後の答えだけかいつまんで持って帰ろうとする方も少なくない
それではまるで応用が利かない
きちんと理解すれば、同じような場合に遭遇した時には
必ずや「ピンと来るのだ

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HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
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性別:
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誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
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