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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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相変わらず窓の開かないはるぽで鉾田に向かう道すがら
「音に顕れる幼児性」を考えていた
音楽に顕れる幼児性では無く「音に顕れる幼児性」

例えば声
話し方に顕れる幼児性
選ぶ語彙、言葉使いによる幼児性の他に
発声に顕れる幼児性があると思う
発声が素敵だとたいした内容を話していなくても
その話し手をなぜか知的に感じる

音にも同じ事が言えるだろう

では幼稚な音は何に起因する?
甘えではないだろうか

自分に、楽器に、楽譜に、音楽に甘えて
ルーズな奏法になっていないだろうか?
セルフコントロール、大人の作法だ


なんて考えながら田舎道を走っていたら
左側から50ccのバイクが入ってきた

彼はホームセンターで購入したと思われる
1m50cm位の棒状の物を携えていた
左側に持ち替える
????持ち替える?
げっ奴は手で持ってバイクを運転しているのだ
何かの拍子でその手が緩んだらおばちゃんに直撃じゃないの
スピードを落とし車間距離を大きく取る
くわばらくわばら

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目からウロコが落ちた後・・・・・
「どうすればいいか」を知る事がが肝要だ
このままだと雲に撒かれる
整理してみよう
「鳴りは響きの前に必ず在るのではなく、響きと共に在る」
そして、良い鐘は自分で振動しちゃうのだ
鳴らす必要は無い

それがわかったならば
それが「鳴り」であるか「響き」であるかが判断できれば良い
「鳴り」は黄色い楽典の本で言う燥音である
あれっ・・・・・・・・・・・・・
ウロコ以前に戻ってしまった

でもね、この繰り返しなのだと思う
今戻ったことを無駄にするな
振動に無頓着になるな!常に感じるのだ!
きっとそのうち、そっと優しい風をあてるだけで
鐘は自分で響きだす

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A Bell of good quarity vibrates by itself
「良い鐘は自ずから振動する」

モイーズの『わたしのフルート論』のなかの言葉だ

振動は他から与えられた刺激により発生すると考えていた
音友の黄色い楽典の本の冒頭部でいう燥音であり、楽音とは区別される
演奏者は、この刺激の瞬間の音をなるべく消さなければならない
打楽器奏者はそのために打点を探し、タッチを研究する
弦楽器奏者はそのために弓を押し付けないように苦労する
で、フルート吹きは?
エッジを遠ざけるのである(これには様々な考え方があるので深く言及しない)

響きの指導者の丸山さんが言った
「響きは鳴りに付随する物ではない
  響きのコアに鳴りは存在するのだ(だから鳴らす事は無い)
  だってお前言ってただろう。モイーズの言葉だよ
  “良い鐘は自ずから振動する”って、そう言う意味だろ」

ちょっと目から鱗かも

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依然はるぽの窓は開かない
当たり前だが窓の開かない車は不便だ
駐車場でチケットを取るために一旦降りる
料金を払うために降りる
更に、はるぽのドアミラーは手動なので
健康な時でも運転手席側の窓から手を出してたたむ
タワーパーキングに入れる時、ミラーをたたむために一旦降りる
・・・・・・・・
早く何とかして〜


今日は優先順位について考える
全ての事に気を配れれば何の問題も無いのだが
何せ、限られた脳みそのスペース
一度に出来る事は多くはないのだ
優先順位をつけて的を絞って解決していかなければならない


順位をつける前にまず、音楽って何だ
「音の楽しみ」だろう
原始的な音を出す楽しみだけではなく
様々な表情、音色を楽しむのだ
そのヴァリエーションが多ければ多いほど楽しみは深くなる
微細な違いを聴き、音に質感や温度まで感じる


音の楽しみが音楽ならば
自分のしていることが音楽ならば
「音はおいといてとりあえず指だけ
っていうのは無しだろう

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フォルクスワーゲンの一番小さなLUPOが愛車だ
燃費は良いし良く走るし結構気に入っている
はるみのルポで「はるぽ」と愛称付きだ

しかし、この頃良く裏切られる
先日は出がけにいきなりバッテリーが寿命を迎えた

昨日は・・・・・
帰りがけに運転手席側の
パワーウインドウがびくともしなくなってしまった
こちら側のウインドウは
「ガリリヴァリバキッ」と言って一度死んでいる

それにしても、練習場の駐車場に
ぎっしり止められている他の車の合間を縫って
バックで出る時に窓が開かないのはツライ

早速ピットに連絡をしたが代車の手配が出来ないと言う
明日も、窓の開かないはるぽで出かける

でもね、先代のフランソワーズ(12年共に暮らしたPEUGEOT)を思うと
「はるぽ」は実に素直で丈夫だ

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フルートのおばちゃん
年齢:
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女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
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