コンベンション〜同窓会

コンベンションの会場で
同級生の半数がそれぞれの持ち場で裏方の仕事をしている
コンクールの集計やステージマネージャー
受付や事務作業、会場設営から撤退などの肉体労働
それだけでもプチ同窓会ではあるけれど
缶詰になっている人には同じ会場内にいても１００年位会えない

そんな訳でこの期間に片っ端から同窓生に声をかけて、同窓会をするのが
この頃のおばちゃん達のスタイル
何かっていやあ、すぐ集まって飲むのだ
（それがないと仕事ができないのだ　モチベーションって奴だ）
結局全体の３分の２の１０名が集まった

コンベンション会場の新百合ケ丘の近くの雑居ビル
知る人ぞ知る「しょうが」
それぞれがその日の仕事を終えてから三々五々集まる
冷やかし組は夕方から大騒ぎしていたそうだ

先に大盛り上がりの冷やかし組から連絡を受けて店を探すのだが
看板が小さくて店名だけではたどり着かない
しかし・・・・・・
店の外にまで聞こえる「ぎゃはははは」に
誰もが導かれて間違いなく到着する



こんな凄いカレー
いつ誰が食べたの〜？
（何故写真だけが存在して、食べていないのだろう・・・・・）

コンベンションです

これから第１４回日本フルートコンヴェンション2009
に出かけます
オープニングは明日ですが
昨日からもう準備は始まっています
私も今日から準備に参加します
更新はしばらくできません
では、行ってきます

受難の旅

おいらはカマポン
今年おばちゃんの庭で生まれた



この画は空を歩いている所ではなく
おばちゃんの窓の開かない不便なはるぽの
フロントガラスに着地したのだ

んっ！やばい動き出した



この画は電線の上をスパイダーマンよろしく這っているのでは無い
滑るフロントガラスで踏ん張っておるのだ
た、た、た、助けてくれ

この後、屋根に登ったりボンネットに移動したり
あらゆる事を試みるが結局ワイパーにしがみつく
そして到着



おい、ここはどこだよ
どれどれ、探検してみるか



レッスンを終えて車に戻ると
ボンネットでカマポンが待っている筈も無く
その後の消息は知らない

盆が過ぎて亡き父を思う

「早くしなさいガミガミ」
と言われて育った経験がない人がいる事に気づいた

いつも、辛抱強く待ってくれる
心の広いゆったりとした家族に恵まれたのだろう

亡き父は昭和一桁生まれの９人兄弟

姉二人の次男坊、下には弟が５人！
あらゆる物を獲得する事は競争だったという
時には弟に譲ってやり、時には兄から奪い取り・・・
待っていても決して手に入らない

そんな父に
早い事は美徳、待たせる事は罪悪だと教えられた
そのためには多少の犠牲もいとわない
いきおい雑草のように粗く育つ

だから、ゆっくりとじっくりと物事に取り組む
ということは未知の事だった

音楽を専門にする事になり
すぐに結果の出ない長い道のりを歩くにつれ
早くてそして正確な事は不可欠だと知る
また、結果をすぐに求めず追い続けるスタンスでいたい

時は金なりでもせっかちは・・・・

練習するって何だろう
練習するのは、より良く演奏するためだ
いつも、次に吹く時にはさっきより良くなければならない
常に、チェックし、改善しなければならない

同じことを何度も繰り返すのは無駄な時間つぶしだ

最短距離を考える事も大切だ
でも、最短距離の考え方は気をつけなければならない
時間を短縮したために犠牲にした事はないかどうか
速くて気づかなかっただけのこともある
粗雑になってしまう事もある
入念なチェックは怠ってはならない

ねえ、そう考えて練習しようよ
そしたら、毎日向上するよ

いつもの事だけど自分の戒めとしても！