フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
目の前であれこれ丹念に修正し
だんだんいい音が出てきて「よし」
と思ってお帰りいただく
1週間または2週間後にお目にかかると
「あれっ、この方こんな音だっけ」
と思う事が間々ある
家に帰ってからもいい音でいるためには
どうしたら良いのだろう
まず何故、ここで体験した音が再現できないのか
「それそれ、そう、そんな感じ」
「だんだん音が変わってきたのわかるでしょ」
「それいい!」
多分このかけ声が必要なのだ
これが無いと、自分の良い瞬間を聞き逃してしまうのだ
そして、聞き逃さなかったにしろ確信が持てない
次第にイメージは朧と化してやがて霞のように・・・・
もう一つは「譜読みが大変でそれどころではないの」
となってしまうこと
優先順位はつけてはならない
いつでも「いい音を出したい」と思い続ける事が大切だ
だんだんいい音が出てきて「よし」
と思ってお帰りいただく
1週間または2週間後にお目にかかると
「あれっ、この方こんな音だっけ」
と思う事が間々ある
家に帰ってからもいい音でいるためには
どうしたら良いのだろう
まず何故、ここで体験した音が再現できないのか
「それそれ、そう、そんな感じ」
「だんだん音が変わってきたのわかるでしょ」
「それいい!」
多分このかけ声が必要なのだ
これが無いと、自分の良い瞬間を聞き逃してしまうのだ
そして、聞き逃さなかったにしろ確信が持てない
次第にイメージは朧と化してやがて霞のように・・・・
もう一つは「譜読みが大変でそれどころではないの」
となってしまうこと
優先順位はつけてはならない
いつでも「いい音を出したい」と思い続ける事が大切だ
PR
甲野さんと茂木さんの対談集
「響きあう脳と身体」のことを考えていた
武術における型稽古は、
反復練習する事で動きをスムースに自動化させるためではない
日常的な、ついやってしまう動きから断絶させる事によって
ハイレベルな新しい世界を垣間見せるためにあるのだ
というようなことを言っている
これをフルートに置き換えたい
という事をずっと考えていながら
何日もの間、まとまらなかった
型稽古はタファネルゴーベールのようなスケール練習だろうか
これを自動化させるためではなく行い
更には、日常的なついやってしまうような
呼吸法や奏法から断絶させるにはどうしたら良いか
独学では難しいように思う
まず、優秀な指導者がそばにいることが早道だろう
甲野さんは
指導者はこんなすごい事ができるというのを
常に示す存在である
ともいっている
指導者を名乗るのも辛いのだ
「響きあう脳と身体」のことを考えていた
武術における型稽古は、
反復練習する事で動きをスムースに自動化させるためではない
日常的な、ついやってしまう動きから断絶させる事によって
ハイレベルな新しい世界を垣間見せるためにあるのだ
というようなことを言っている
これをフルートに置き換えたい
という事をずっと考えていながら
何日もの間、まとまらなかった
型稽古はタファネルゴーベールのようなスケール練習だろうか
これを自動化させるためではなく行い
更には、日常的なついやってしまうような
呼吸法や奏法から断絶させるにはどうしたら良いか
独学では難しいように思う
まず、優秀な指導者がそばにいることが早道だろう
甲野さんは
指導者はこんなすごい事ができるというのを
常に示す存在である
ともいっている
指導者を名乗るのも辛いのだ
「それはこうすればいいのだ」
という明確な答えを求めてレッスンに来る人がいる
「私って才能ありますか?」
と聞きたがる人もいる
「来年までにコンクールの予選を通過しなかったらやめます」
と宣言する人もいる
答えを出す事はそんなに重要な事だろうか
いい音を出せるスイッチがあるとしたら
それは「いい音を出そうとする意識」のスイッチだ
意識を全開にして己を観察し無用な物を取り除き
効果的な息をコントロールする
指や舌がまわるようになるスイッチは
「自分を解放する」スイッチだ
意識を己の内側へ向けて仔細に観察し
妨げる物を取り除く
全く明確な答えにはなっていない
演奏において明確な答えがあるとしたら
効果的な替え指の選択ぐらいだろうか
才能があるということは
己を客観視できて
すぐに出る事の無い答えを求め続けることが好きで
出来上がる事の無い音楽の理想を追い続ける事ができる
そういうことなのかもしれない
という明確な答えを求めてレッスンに来る人がいる
「私って才能ありますか?」
と聞きたがる人もいる
「来年までにコンクールの予選を通過しなかったらやめます」
と宣言する人もいる
答えを出す事はそんなに重要な事だろうか
いい音を出せるスイッチがあるとしたら
それは「いい音を出そうとする意識」のスイッチだ
意識を全開にして己を観察し無用な物を取り除き
効果的な息をコントロールする
指や舌がまわるようになるスイッチは
「自分を解放する」スイッチだ
意識を己の内側へ向けて仔細に観察し
妨げる物を取り除く
全く明確な答えにはなっていない
演奏において明確な答えがあるとしたら
効果的な替え指の選択ぐらいだろうか
才能があるということは
己を客観視できて
すぐに出る事の無い答えを求め続けることが好きで
出来上がる事の無い音楽の理想を追い続ける事ができる
そういうことなのかもしれない