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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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フルートを演奏することと音楽を勉強することは
同じラインになければならないと思う

フルートを実際に吹かなくて学ぶことを上げてみると
文献を探しスタイルを研究すること
演奏を聴いて参考にすること
楽譜を良く見てアナリーゼすること
自分の演奏を良く聴いて問題点を探すことなどだろうか
(他にも人生の経験なんかも含まれるかもしれない)

これらは全て演奏することに繋がらなければならない

ではフルートを楽しむこととフルートを演奏することが一致しているだろうか

演奏する為に学ぶ
楽しむ為には学ばない?
「遊ぶ」と「学ぶ」は違う?

学ぶのはより深く楽しむ為じゃないかな
それは、プロでもアマチュアでも決して差はない筈だ
と、おばちゃんは思うんだけどなぁ
だからなんと言っても本番が一番楽しい
そのために多くの時間を費やす
本気で楽しむ為だ

発表会まであと少し
さて、どう過ごす?

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癒しを求めて
波多野睦美&つのだたかし
香り高きイギリス・リュートソングの世界
音楽を聴きに水戸芸術館へ向かった

この「ちょっとお昼にクラシック」というシリーズは
水戸芸術館の大ヒット企画だと思う
週末は自分の本番か合わせかレッスン
平日の夜はレッスン
そんな暮らしのおばちゃん達も合間を縫ってぴゅっと行ける
大変都合の良いコンサートだ
また、企画も凝っていて
今回のリュートソングも滅多に無いお値打ち企画

波多野さんの発声はヴィブラートが無く
この当時の器楽と同じスタイルで
真ん中を膨らますメッツァ・ディ・ヴォーチェ
声は澄んでいて良く透るが
絶対にオペラのようには張らない
歌詞が無かったらトラベルゾのようだ

古楽を聴いていると別の世界に連れて行かれる
波多野さんがDownと歌うと涙が出る
波多野さんがFarewellと歌うと切なくなる
あまりにも透明ではかなくて
うっかりすると涙がこぼれてしまうのだ
そう、別に悲しくないだろう
と何度も自分に確認しなければならなかった

真似しても出来ないけれど真似したくなる
禁断の古楽の模倣
あくまで参考に留めるべきだ
それよりも何よりも学ぶべきは波多野さんのMCだ
静かで知的でそれでいてよどみない語り口
聞き取りやすく嫌みがなく心地好い
余程、明晰な脳ミソなのだろう
マイクを持つとすぐ興奮しちゃうおばちゃんには
真似の出来ない、でも参考にしなければならない進行だった

がんばろっと



拍手[1回]

11/13(日)朝から「第7回響きのコンサート」のG.P.
プログラム通りの進行
朝一の所為?
どうもモーツァルトのディヴェルティメントが楽しくない
音がこもる、前に飛んでいかない気がする
こんなホールだった?????
小編成のクーラウとポーボンは本人達に任せよう
そして、大編成は小フーガト短調とレスピーギのシチリアーノ
響きの会の大好きなゆっくりとした柔らかな音楽
そうそう、ここはこんなホールだった
まさに我々のサウンドだ
これを感じさえすればこっちのものだ
あとは心配ない

14:00 本番開演
モーツァルトのディベルティメント
懸念した音の弱さは感じられなく
どういう訳かバスフルートのコントロールが素晴らしく上手くいった
クーラウの三重奏
アンサンブルを支えようとすると現実的な音の強さを求めてしまう
引っ張っていこうとすると吹き過ぎてしまう
小編成の問題は尽きないね
ポーボンのアヌーシュカ
ロシア風のメロディーが出てくると何となく安心するけれど
ポーボンが出てくると訳が分からなくなってしまう
わからなくても良い音楽だと思って吹いていないか?
演奏する人がわからなければ聴く人はもっとわからないのだよ
バッハの小フーガト短調
割合きちっと出来たかな
レスピーギのシチリアーノ
大好きな曲だから、きっとみんな楽しめただろう
師匠のソロでペルゴレージの協奏曲
ソロの裏で伴奏する時には
決して自分の音が単独で聴こえてはならぬ
溶け合ったハーモニーとして常に淡く存在することが鉄則だ
客席で聴きたかった
モーツァルトのシンフォニー25番
これは、音の芯としてダモーレが存在して良いとおばちゃんは考える
モーレツに頑張る
集中力を切らさない
アンコールの最初にはうろ覚えを修正した「子象の行進」
古田土さんのコントラバスフルートin Fを上手くフューチャーできた
予想通りその威力を見せてくれた
2曲目はいつもの無窮動で 
挿入される歌はさすがにうまくなった
そして師匠のヴォカリーズはみんなを幸せにしてくれた
締めはいつものマーラー
ピアニシモを演奏することの恐怖に勝る喜び
少しは学べただろうか・・・・

打ち上げの個人的な反省
飲み放題は飲み過ぎる

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怒濤の日々
ひとまず片付いてちょっとパウゼ
通った道は記録をしておかなければね

11/13(土)朝から「第7回響きのコンサート」の最終練習
師匠がおいでになる前にサウンドを調整しておかなければならない
個人の体調等も心配(この頃平均年齢が上がっているからね)
と、思っていると
「楽器紹介の曲書いてくれた?」
「げっ、あれ本気なんだ・・・・・
  明日の本番には絶対間に合わせるから許して」
とは言いながら、その場でうろ覚え、耳覚えのベースラインを書いてみる
ここに、合いの手が入り、節がからめばいいのだ
大まかなラインのスコアが出来たのでに手渡す
「だいたいこんな感じかな」
二人でぺろぺろと音を出して確認

今日の練習はメインのモーツァルトのシンフォニーから
12:30に水戸五中到着の約束、
進行具合が気になり時計とにらめっこになる
フィナーレの前半、タイムアウト!

一路水戸五中へ
選んだ道がイベントで渋滞
5分遅れの読み通り12:35到着
着替えを済ませ、校長先生にご挨拶
五中の思い出話、中学生への思い、音楽教育のあり方など
尽きない話を切り上げてスタンバイ

慌てて飛び出して来たので掃除棒を忘れて来たことに気づく
学校の体育館ほど冷える所は無いので
フルートの管の中で結露がおこる
そのしずくがタンポを濡らすと水分の張力でトーンホールを塞いでしまう
「シ」を吹いていた筈が「シ♭」になってしまったり
「ミ♭」と吹いた筈が「レ」になってしまったりするのだ
またそのしずくでタンポが膨らんでしまい
きちんとトーンホールを塞がなくなってしまい演奏出来なくなることもある
えらく大変なのだ

中学生に掃除棒とガーゼをお借りした
「Kさんありがとう!命拾いしました

そして本番は大好きな母校の校歌から

担当の先生がそっと耳打ちしておいたことをアナウンスしてくれた
「皆さん、日本代表選手になったつもりで
   左胸に右手を当てて聴いてください」

全校生徒が少し照れながら左胸の校章を右手でしっかり握ってくれた
そんな表情を見ながらの校歌は思いがこもる
1番はじっくりとレシタティーボのように
2番は美しい旋律がよどみなく流れるように
私がまだ幼い日に、フルートを手にするきっかけをくれた
独りでピアノを弾くこととは違う音楽の喜びを教えてくれた
母校への思いを校歌に乗せて解き放った

その後は、在校生と卒業生と一緒にアルルのメヌエットとカルメン間奏曲
音程も何も心配することも無く、純粋に音楽を楽しめた

それから独りになってモーツァルト

あっという間に35分の演奏時間を終えて練習場に戻る
良かった!師匠より早く着いた
ペルゴレージの三楽章で練習に合流出来た

一日の練習を終えてゲストをホテルに送り
今度は秋山先生のお別れに向かう
長い一日がようやく終わった

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水戸三高の音楽科でお世話になった
秋山千賀子先生が亡くなられました

面倒見の良い暖かいお母さんのような先生で

高校在学中は勿論のこと、卒業後も変わりなくお世話になり
更には、生徒の進学にまでお力をお借りしました

随分前になりますが
秋山先生に一度だけ伴奏していただいたことがありましたが
その優しい柔らかいタッチにはお人柄が溢れているようでした

先生のご冥福をお祈りいたします

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プロフィール
HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
料理 猫
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