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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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夕べの宴の話題は
当然のことながら先日の師匠のリサイタルとなる

しかし・・・・・・
言葉が滑らかに出て来ないのだ

何を感じたのか、何を学んだのか
この喜びの正体は何だ?
そして、それは具体的にすればする程
なんだかちょっと違う気がする

どんな言葉も短絡的で陳腐でふさわしくない気がする
何しろ初めての体験だったのだ
カルチャーショックを受けたのだ
それでも思い切って訊いてみた

「こんなにいつも近くいさせていただいているのに
  私は初めて聴いた音楽だったのです
  何か変化があったのですか?」
「うん、強いていえばこうでなければならぬ、が無くなったかな」

「先生はいつも仰るように表現者ではなく再現者であり、
  そのために個性を消そうとすればする程
  先生にしか出来ない演奏になっていき
  結果的に先生の存在を大きく感じるのです」
「フルトベングラーがね、あれだけ個性的だと言われたのは
  彼が彼にしか出来ない客観的な音楽をするからなのだよ」
「なるほど」

「先生はあれだけの体力のいるプログラムを組む時に
  どう考えますか?」
「なんにも、計算外」
「・・・・・・」

これ以上は内緒にしておこう


そしてこの頃の居酒屋は長居させてくれないのだ
2時間で追い払われ
持て余してしまったので、河岸を替える

また初体験
ベルギービールの店を開拓した
アルコール度数の高い修道院で造っているビール
ロシュフォール
この広口のグラスから華やかな香りが広がる
フルーティで甘いけれど9.2%もあるのでじんわりと暖かくなるのだ
とても素敵



こちらはオルヴァン
やはり修道院で造られていて香りが素敵




これは2杯目のパウエルクワック
例によってヘインズの方が好きだとかいいながらね
グラスに手を触れないようにホルダーがついているのだ
泡が生きている




お酒は文化だなぁ・・・・・
と思うおばちゃんだった

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茨城笛の会主催の「日本フルートフェスティバル in 茨城」
毎年、秋が深まると準備が始まる
おばちゃんは、チラシデザイン担当だが
一番早い動きだしは参加者募集の係
アマチュア出演者募集要項が出来上がったと
担当者からメールが届いた
どうぞ、皆様ご参加ください

みんなで吹こう♪ ジブリワ~ルド!

♪第31回 日本フルートフェスティバル in 茨城
フェスティバルオーケストラ メンバー募集


日時:2011年3月13日(日)午後2:00開演 場所:つくば市 ノバホール
主催:茨城笛の会(日本フルート協会茨城部会)
後援:茨城県・茨城県教育委員会・つくば市教育委員会・土浦市教育委員会・つくばみらい市教育委員会・牛久市教育委員会・阿見町教育委員会・茨城県吹奏楽連盟・日本フルート協会 (申請予定含む)

応募資格:フルートを愛好するアマチュアの方 (原則として練習に参加できる方)
練習日程:2010年12/19(日)、2011年1/16(日)、2/6(日)、2/20(日) 
     3/6(日)、3/12(土)リハーサル、3/13(日)本番 
*練習時間..12/19、3/12以外は午前中  
*練習場所..つくば市内、土浦市内等予定。初回:土浦市ウララ

演奏曲目:久石譲メドレー/Ryuichiro Mori編曲 ・・「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等
指  揮:牧野英一(日本フルート協会常任理事・茨城笛の会会長)
参加費用:一般¥5000 ・ 高校生以下¥2500     
納入方法:初回の練習の際にお支払い下さい。
      (一旦納入された参加費は途中返金できませんのでご了承下さい。
       観客動員の為、チケット2枚以上の販売にご協力下さい)

申込締切:2010年11月20日(土) 必着
申込方法:所定の申込書にご記入の上、下記茨城笛の会までフェスティバルオーケストラ担当まで
郵送、またはFAX、Eメールでお送り下さい。
宛  先:鈴木ゆみ 〒319-1411 日立市川尻町1-36-9 Tel& Fax 0294-43-5909 
     メール:yumi_bell@ybb.ne.jp

♪ご質問等ございましたら鈴木 
 または 第31回フェスティバル実行委員長  高嶋由衣(029-873-0841)まで
 お気軽にお問い合わせ下さい。
  

・・・・・・・・・・・・・・・   キリトリ ・・・・・・・・・・・・・・・
第31回 日本フルートフェスティバルin茨城 フェスティバルオーケストラ参加申込書

ふりがな
氏名                   男・女年令 (任意)
     才参加回数(今回を含めて)        回目
保護者氏名(高校生以下)           

               印
住所

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師匠のバッハが頭から離れない

E-durの短い休符やh-mollの連続するタイ
捧げもののトリオソナタのトリルの連続、強調されるリズム
クリアな低音を要求される跳躍の激しい無伴奏チェロ組曲
「強い音」「躍動感溢れる活き活きとした音」「冴えたリズム感」
そんな音を求めているうちに知らず知らず何かと闘ってしまう

シャコンヌを演奏するあの名人エネスコだって
我を忘れて闘っているように聴こえる

その闘う相手は誰なんだろう・・・・・・

本来「己」であるべきだ

しかし、いつしか並べられた音へ
そしてバッハへと矛先を向けてしまう
バッハと闘って勝ち目が無いのはわかっているのにね

でも、それは手に汗を握る緊張感という意味で効果を発揮するだろう
音楽とはそれで良いのだと思っていた
勿論それが全ては無いけれど

でも、師匠は闘わずに調和していたのだ
それで活き活きとした躍動感を決して失わない
調和するために自分自身と闘いながらだ

闘う相手を間違っちゃいけないのだ
気分が高揚したりするとすぐ勘違いするのだ
闘う目的は勝つためではなく「調和するため」
エネルギーは外へ向けちゃ行けない
内側に中心に深く熱く
しかし籠ることなく

文化会館のステージの真ん中に小さな師匠がいる
その映像を焼き付けて宝物にしよう



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昨日の続き
やっぱり、院長先生のお人柄なのだ
とってもアットホームで和やかなのだ

先生方も看護師さんも多分総出で
楽しい会になるように盛り上げてくださる

人の温かさというのは何にも代え難い
そんな院長先生のお人柄に惹かれて
スタッフも患者さんも集まるのだろう
見習わなければならない

今日のレッスンでは「はい」の功罪について
少々踏み込み過ぎてしまった気がする

みんなが一人で練習する時間が心配なのだ
でも、よぉく考えてみたら
その時間は皆さんの自由
そこまで踏み込まなくてもいいじゃあないか
おばちゃんはやっぱりお節介
人を思いやって力を尽くしているつもり
本当はそれも思い込みかも知れない
なんて・・・今日も反省

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「エッヂが近くなり過ぎないようにしましょうね」
と言い続けて5年は経っているだろうか
いつ迄も変わらないので
「音を聴いてエッヂとの距離を判断して修正出来るようになりたいですね」
と言ってみた
返事は
「はい」
・・・・・・・・・・
それはなりたいという同意の「はい」?
それとも音で判断することの意味が分かったという「はい」?
聴けばわかるということ?

んな訳無いだろ!

わかっていたらとっくに治っている筈なのだ
5年も言い続けなければならないということは
ずっと同じだからなのだ

いつもはスルーしてしまうのに、昨日はこれを受け流さなかった
(その理由は気分としかいえない)
「はい、と仰るということはそれ以上の説明が必要ないのですね
 つまり、理解しているということなのですね」
と言ってしまったのだ

「よくわからない、と言ってくだされば
 もっと具体的に説明しますよ」

と言ったら驚いたことに
「わからないって言ってもいいのですか?」
と仰った

私達は、わからないことをわかるように導くことが仕事なのだ

指導者の前で「知った振りをする」のは
医者の前で「健康な振りをする」のと一緒じゃないか

こんな状況は私が作ってしまったのだろうか・・・・・・
と、また落ち込むのだった

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プロフィール
HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
料理 猫
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