今日という日

シニカルな投稿をしてしまった自分が少し嫌になった
こんな時はそれを打ち消す楽しい話題がいい

はるぽが２週間の入院を終えて帰って来た
窓が開くのだ！
窓を開けて走ると快適なのだ
駐車場だってするする入れる
ドライブスルーだって使える！
当たり前の幸せが帰って来た
まあいいニュースじゃないか

明け方トイレに立つと
一緒に寝ていた猫が血相を変えて追いかけて来た
「独りでどこ行くにゃ」
涙を溜めて訴える奴を宥めるのに手間どって寝不足だ

息のバリエーションってどれだけある？
と尋ねたら、完璧のNさんは
「強いと弱い・・・・・多いと少ない・・・・」
で終わってしまった
では「息が強いってどういう事でしょう？」
答えは明日のお楽しみ

息を吸う筋肉ってどこですか？
と訊かれた
是非117に戻って
一本足で笛を吹いていただきたい

楽しい話題だったのやら・・・・・

そこにフルートがあるから

Iさんは相当に我慢強いのだ
多少音が出なくても、好きでない音が出ても
我慢して先に進む
多少指がバラバラに動いて要らない音が入ってしまっても
我慢して先に進む
多少の立ち上がりの悪さなどは我慢のうちに入らない
何しろ、先に進まねばならないのだ
何故って？
先に進まなければ終わらないではないか
終わらなければずっと我慢して吹いていなければならない
・・・・・・・・

では何故フルートを吹くのか
それは・・・・・・
そこにフルートがあるからだ

Pは大きく

「pは大きく吹けばいいのだ」
師匠は言う
でも、師匠の演奏はPの美しさがおおいに物を語る

その美しさに憧れ繊細な音楽を作りあげたいと望み
自分の方法で実現しようとすると
ちっぽけでつまらない物が出来上がってしまう

そう、Pで大きく吹くのだ
pでありながら大きく吹くのだ

優しく柔らかで静かで繊細で
そして大きく

前向きなセルフチェックに繋がる
pは小さくなければならぬ
ここから脱出するために

できるかな

早い曲を鮮やかに演奏するために
ゆっくり練習する事は不可欠だ
でも、それは楽になるためではない
早くて気づかなかった色々な事に気づくためだ

ゆっくりさらえば
並べた音を通り過ぎるのではなく
よりエレガントな音の処理が可能になる

一方、楽になるためにテンポを緩めて練習すると
後ろ向きな逃げの姿勢になりがちだ
一旦逃げてしまうと本来のテンポに戻す事が難しくなってしまう

上手くなるために考える事は尽きない

前向きなチェックリスト

セルフチェック機能の話は
何度も投稿した

これまでの自分の反省点として
「こうなってはならぬ！」という
悪い例をいくつも並べて
それと重ならないようにチェックする方法を好み
消去法的にチェックしていた気がする

「なってならぬ」を沢山知っているほど
精度の高いセルフチェックが出来ると信じていた

しかし、反対側からの見方があるのではないか？

徹底的に良いイメージを追求するのだ
禁止事項を並べるのではなく
「こうありたい」という
理想的な姿を思い描き
どんどん具体的にしていき、そこへ近づくのだ

明日から前を向いて己をチェックしてみよう
何か変わるかもしれない

スーパーな人たち

今日の響きの会の練習はPastoraleな公民館



これは公民館から見た景色
一面の田んぼ

そして、ここに大洗鹿島線の赤い電車がとことこ走るのだ



この画像は公民館の外観と休憩中の丸山先生

今日はどんな汗をかくのかと思ったら
台風の影響で過ごしやすい１日
ドラムスのO君も朗らかにやって来た

突然のゲストとして
アキヤマフルートの秋山さんも巻いた頭部管を携えて来てくれた
実はコンベンションの後夜祭で
ようやく仕事から解放された時にお目にかかり
ブースを覗かなかった事が悔やまれる旨を伝えた
「今回はアルトフルートやバスフルートに合わせる
　　巻き管の頭部管を作ったのだ」とおっしゃる
ますます、それを見ずしてすでに後夜祭である事が残念で
きっと近いうちに工房を尋ねると約束をして別れたのだ

その話を土曜日の夕方に丸山先生にすると
「呼べばいいじゃないか」と言って
携帯電話を差し出すが
その電話はすでに呼び出していた

かくして、強引な丸山先生の誘いを「断ってはならぬ！！！」
という思いで
秋山さんは翌日の日曜日にはPastoraleな公民館に姿を現したのだ
その思いを受けて、我が響きの会の切り込み隊長
即断のSさんは値段も訊かずにバス用の頭部管を注文した！！

呼ぶ方も凄いが、来る方も凄いし
更に価格も訊かずに注文する人もスーパーだ！
と凡人のおばちゃんは思う

でも、この強引さと情熱と決断の早さで
響きの会のALTO,BASS隊の音が変わるのだ
楽しみがひとつ増えた

そして、家に帰ったら
箱の中で奴が怒っていた・・・・・
「もうどこにも行かないって言ったじゃん」