フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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久しぶりにリアルな夢を見た
母と路線バスに乗っている
停車ボタンを押した
ここから久しぶりに二人で歩いて帰るのだなと思う
何年ぶりだろう・・・・・・
ぼんやりと思っている
バスを降りると
母の手には緑色にプリントされたクーポンが4枚
「これで交換してもらえる物があるから」
と言って仏具屋に入る
仏具屋は一般的な仏壇が陳列された黒っぽい店内ではなく
まるで仏壇の内部のような金箔が施された絢爛豪華な内装だった
そこで店主が
その仏壇内部の装飾品のような物を選ぶのだが
クーポンと取り替えられる物は在庫が無いという
私は、仏具屋ならばと思い
「お線香はいただけないのですか?」
と店主に尋ねると
俄に店主は険しい形相になり
「これしかあげられないんだよ」
火のついた線香を3本差し出す
「け、け、け、結構です」と早々に逃げ出す
店の外ではいつの間にか
コンベンションでお世話になったIさんが手招きをしている
「塗り箸でも探そうや」
見るとそこはちょうど鎌倉の小町通のような
小さなしゃれた和風の店が並んでいる
Iさんと楽しい気分で塗り箸を探して散歩する
・・・・・・・・・・
目が覚めたらそのIさんから
コンベンション実行委員会の解散式のお知らせメールが届いていた
多分この夢は・・・・・
お彼岸の中日は母の命日だ
ちゃんとしとけよって言う母からのメッセージに違いない
それからIさんは予知夢?
母と路線バスに乗っている
停車ボタンを押した
ここから久しぶりに二人で歩いて帰るのだなと思う
何年ぶりだろう・・・・・・
ぼんやりと思っている
バスを降りると
母の手には緑色にプリントされたクーポンが4枚
「これで交換してもらえる物があるから」
と言って仏具屋に入る
仏具屋は一般的な仏壇が陳列された黒っぽい店内ではなく
まるで仏壇の内部のような金箔が施された絢爛豪華な内装だった
そこで店主が
その仏壇内部の装飾品のような物を選ぶのだが
クーポンと取り替えられる物は在庫が無いという
私は、仏具屋ならばと思い
「お線香はいただけないのですか?」
と店主に尋ねると
俄に店主は険しい形相になり
「これしかあげられないんだよ」
火のついた線香を3本差し出す
「け、け、け、結構です」と早々に逃げ出す
店の外ではいつの間にか
コンベンションでお世話になったIさんが手招きをしている
「塗り箸でも探そうや」
見るとそこはちょうど鎌倉の小町通のような
小さなしゃれた和風の店が並んでいる
Iさんと楽しい気分で塗り箸を探して散歩する
・・・・・・・・・・
目が覚めたらそのIさんから
コンベンション実行委員会の解散式のお知らせメールが届いていた
多分この夢は・・・・・
お彼岸の中日は母の命日だ
ちゃんとしとけよって言う母からのメッセージに違いない
それからIさんは予知夢?
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初めてフルートを持ったGさん
きらきら輝く銀のフルート
とりあえずビジュアル的にも憧れるだろう
仕事を持つ女性にとって
趣味を持つことはなかなか難しい
育児が始まってしまったら周囲のよほどの理解がない限り
なおのこと困難になる
Gさんも独身の今「30歳までには始めなきゃ」
と意気込んでいらっしゃった
初めてフルートを吹く人にとって
「息」は目に見えないし
口の中のこと、身体の内側のこと=肺や横隔膜や様々な筋肉
それらを知ることが必要だなんて思いもよらないことだろう
腹式呼吸だってそうだ
言葉だけは聞いたことがあるが深く考えたこともない
大の大人が「息を肺ではなく腹に入れる」
なんて平気で発言しちゃうのだ
でも、さっき出た音が今は出ない
何かを変えたつもりはないのに・・・・
という不思議に早速ぶちあたる
人間の身体はとても複雑に出来ていて
同時に様々なことがおきているのだ
何回かに一度、「はっとするような素敵な音」を出す度に
自分の状態を観察し(心も身体も)
再現したいと強く願うことが発見に繋がる
それは大発見、小発見も含めて永遠に繰り返されるのだ
それも音楽の喜びと併せての大いなる楽しみになる
きらきら輝く銀のフルート
とりあえずビジュアル的にも憧れるだろう
仕事を持つ女性にとって
趣味を持つことはなかなか難しい
育児が始まってしまったら周囲のよほどの理解がない限り
なおのこと困難になる
Gさんも独身の今「30歳までには始めなきゃ」
と意気込んでいらっしゃった
初めてフルートを吹く人にとって
「息」は目に見えないし
口の中のこと、身体の内側のこと=肺や横隔膜や様々な筋肉
それらを知ることが必要だなんて思いもよらないことだろう
腹式呼吸だってそうだ
言葉だけは聞いたことがあるが深く考えたこともない
大の大人が「息を肺ではなく腹に入れる」
なんて平気で発言しちゃうのだ
でも、さっき出た音が今は出ない
何かを変えたつもりはないのに・・・・
という不思議に早速ぶちあたる
人間の身体はとても複雑に出来ていて
同時に様々なことがおきているのだ
何回かに一度、「はっとするような素敵な音」を出す度に
自分の状態を観察し(心も身体も)
再現したいと強く願うことが発見に繋がる
それは大発見、小発見も含めて永遠に繰り返されるのだ
それも音楽の喜びと併せての大いなる楽しみになる
いい音を出すためには何をする?
という問いに
「出したい音をよくイメージします」
とMさんは答えた
そう、正しい。それはとても大切な事
では、そのイメージの音を出すために何をしますか?
の問いには、
「えーと、いっしょうけんめいに・・・・・・・・」
Mさんは詰まってしまった
コンベンションで「まねる」ことをテーマにしたレクチャーがあった
残念ながら実行委員はレクチャーを聴きに行けるような時間がないので
聞き逃してしまった
実に心残りである
しかし、まねることの重要性は良くわかる
だいたい、日本の伝統芸能はまねることが基本だ
内弟子ともなると師匠と寝食を共にし
身の回りの世話をしながら、隈無く観察し芸を盗むのだ
めったやたらと人には見せない門外不出の芸もあったという
それでもなんとかして盗むのだ
師匠は師匠でそうやって流派を守り
弟子は知るために必死になった
一昔前のフルートの先生は
今ほど手取り足取りこと細かく教えてくれなかったものだ
呼吸について等、誰も何にも教えてくれなかった
師匠達は「自分を見ていれば自ずとわかる」
という姿勢を貫いていたのだろう
伝統芸能の作法がどこか奥底にあったのかもしれない
そうそう、その「まねること」
何をどうしたら似せることが出来るのか
それがわかることと、それを実践できること
物まね名人の能力だ
イメージした音を出すために
何をしたら良いかがわかり、それを実践できること
楽器を演奏するにも不可欠な能力だ
良いも悪いも含めて
いろんな音を出してみると何かがわかるかもしれない
という問いに
「出したい音をよくイメージします」
とMさんは答えた
そう、正しい。それはとても大切な事
では、そのイメージの音を出すために何をしますか?
の問いには、
「えーと、いっしょうけんめいに・・・・・・・・」
Mさんは詰まってしまった
コンベンションで「まねる」ことをテーマにしたレクチャーがあった
残念ながら実行委員はレクチャーを聴きに行けるような時間がないので
聞き逃してしまった
実に心残りである
しかし、まねることの重要性は良くわかる
だいたい、日本の伝統芸能はまねることが基本だ
内弟子ともなると師匠と寝食を共にし
身の回りの世話をしながら、隈無く観察し芸を盗むのだ
めったやたらと人には見せない門外不出の芸もあったという
それでもなんとかして盗むのだ
師匠は師匠でそうやって流派を守り
弟子は知るために必死になった
一昔前のフルートの先生は
今ほど手取り足取りこと細かく教えてくれなかったものだ
呼吸について等、誰も何にも教えてくれなかった
師匠達は「自分を見ていれば自ずとわかる」
という姿勢を貫いていたのだろう
伝統芸能の作法がどこか奥底にあったのかもしれない
そうそう、その「まねること」
何をどうしたら似せることが出来るのか
それがわかることと、それを実践できること
物まね名人の能力だ
イメージした音を出すために
何をしたら良いかがわかり、それを実践できること
楽器を演奏するにも不可欠な能力だ
良いも悪いも含めて
いろんな音を出してみると何かがわかるかもしれない
どんな音を出したいかイメージを持っている?
と訊ねたら
「イメージはあるのだが・・・・」
とおっしゃるので、説明してもらおうと思ったら
手のひらをひらひらさせて恍惚とした表情でしなを作り・・・・
ひとつも言葉が出て来ない
想像するに輝きがあり、天にも昇るような
心地好い響きなのだろう
言葉で表現してみよう
脳内を隈無く掻き回して在庫を調べ
ボキャブラリーを絞り出すのだ
形容詞が多く並べば並ぶほど音のイメージは具体化する
さて、イメージが具体化したら次にどうするかだ
思い描いた音を発音するにあたって
息にはどれだけのバリエーションがあるのだろう
打楽器とそれを振動させる道具(スティック、マレット等)を想像しよう
大きさ(太さ)、形状、材質(硬度)
プレイヤーの工夫でも音は変えられる
響かせる、響きを止める、強く、優しく、はじく、撫でる、擦る・・・・
さあ、息だったらどんなことが出来るだろう
と訊ねたら
「イメージはあるのだが・・・・」
とおっしゃるので、説明してもらおうと思ったら
手のひらをひらひらさせて恍惚とした表情でしなを作り・・・・
ひとつも言葉が出て来ない
想像するに輝きがあり、天にも昇るような
心地好い響きなのだろう
言葉で表現してみよう
脳内を隈無く掻き回して在庫を調べ
ボキャブラリーを絞り出すのだ
形容詞が多く並べば並ぶほど音のイメージは具体化する
さて、イメージが具体化したら次にどうするかだ
思い描いた音を発音するにあたって
息にはどれだけのバリエーションがあるのだろう
打楽器とそれを振動させる道具(スティック、マレット等)を想像しよう
大きさ(太さ)、形状、材質(硬度)
プレイヤーの工夫でも音は変えられる
響かせる、響きを止める、強く、優しく、はじく、撫でる、擦る・・・・
さあ、息だったらどんなことが出来るだろう