フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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笠間の日動美術館に行った
おばちゃんが大好きな場所だ
雨模様の午前中わざわざ出かけていたのには訳がある
学芸員の桜井さんと約束していたからだ
美術館の展示室でプチコンサートをさせていただくことを打診した
ついては話を聞きながら場所を見せていただきたい
連休が明けたらすぐにでも伺いたいと連絡したのだ
水戸芸術館でのリサイタルの打ち上げの席で
師匠に言われた
「次はいつ?」
ほっとするな!すぐに次を考えろ!!
という意味なのだ
その席でのさまざまなアドバイスを参考に
「今年は無伴奏だ」という答えが導きだされた
ならば、お客様には無料で聴いていただこう
そんな経緯で日動美術館に決めた
日時は12月23日
その時の企画展は大好きな画家の没後25周年記念
気分は一気に盛り上がった
その企画展の内容とプログラムはまだ秘密にしておこう
おばちゃんが大好きな場所だ
雨模様の午前中わざわざ出かけていたのには訳がある
学芸員の桜井さんと約束していたからだ
美術館の展示室でプチコンサートをさせていただくことを打診した
ついては話を聞きながら場所を見せていただきたい
連休が明けたらすぐにでも伺いたいと連絡したのだ
水戸芸術館でのリサイタルの打ち上げの席で
師匠に言われた
「次はいつ?」
ほっとするな!すぐに次を考えろ!!
という意味なのだ
その席でのさまざまなアドバイスを参考に
「今年は無伴奏だ」という答えが導きだされた
ならば、お客様には無料で聴いていただこう
そんな経緯で日動美術館に決めた
日時は12月23日
その時の企画展は大好きな画家の没後25周年記念
気分は一気に盛り上がった
その企画展の内容とプログラムはまだ秘密にしておこう
自分の感覚は信頼できる?
おばちゃんは残念ながら天才でないので
実に疑わしいものであり
まったくもって信用できぬ
さらには最も邪魔な物とさえ思っている
だいたい、自分の声を録音で聞いて
思った通り!
と感じる人がいるか?
自分というのは誰よりも本人がわからないものだ
他人の振り見て我が振り直せ
というのは、そう言う戒めだと思う
「歌口を唇で覆いすぎないように」
「エッジとの距離をもう少し広く」
と言われ続けても戻してしまうのは
自分の感覚に頼るからだろう
ポジションを変えられた時に強い抵抗を示しながら
本人はそんな自覚が無かったと言うSさん
その自覚のないことが大問題なのだよ
抵抗の自覚がなければ変えることの意味がわからないじゃない
人前で緊張してしまうことを隠そうとして
袖では大胆にふるまいそのことを一時的に忘れられる
でもステージに立って本当に一人になった時に
事の重大さに気づき立て直せなくなる
隠すのではなく
緊張している自己に向き合わなければならないのだ
感覚を信じるのならば
それを磨かなければいけない
疑わなければ決して磨かれないと思う
おばちゃんは残念ながら天才でないので
実に疑わしいものであり
まったくもって信用できぬ
さらには最も邪魔な物とさえ思っている
だいたい、自分の声を録音で聞いて
思った通り!
と感じる人がいるか?
自分というのは誰よりも本人がわからないものだ
他人の振り見て我が振り直せ
というのは、そう言う戒めだと思う
「歌口を唇で覆いすぎないように」
「エッジとの距離をもう少し広く」
と言われ続けても戻してしまうのは
自分の感覚に頼るからだろう
ポジションを変えられた時に強い抵抗を示しながら
本人はそんな自覚が無かったと言うSさん
その自覚のないことが大問題なのだよ
抵抗の自覚がなければ変えることの意味がわからないじゃない
人前で緊張してしまうことを隠そうとして
袖では大胆にふるまいそのことを一時的に忘れられる
でもステージに立って本当に一人になった時に
事の重大さに気づき立て直せなくなる
隠すのではなく
緊張している自己に向き合わなければならないのだ
感覚を信じるのならば
それを磨かなければいけない
疑わなければ決して磨かれないと思う
多分、以前も同じタイトルで投稿した
だから#2にしておこう
練習って何だろう
また、ウォーミングアップってなんだろう
良く聞く言葉「音出し」
それは何だ?と訊ねたい
音が出るかどうかの試し吹き?
それとも出ない物を出るようにすること?
ナンセンス!
音は出る物だ
なぜなら相手が楽器だからだ
どんな音を出したいのかイメージせずしての発音はあり得ない
いつだって音楽をするための万全の準備を整えてから発音するのだ
ウォーミングアップとはどういう時間で
練習とはどんな風に進めるべきか
それぞれに考えておくように宿題を出したので
ここではおばちゃんの考えは披露しない
もう一つの宿題
練習に際して、またウォーミングアップに際して
あなたはどんなチェックリストを持っていますか
これも宿題
だから#2にしておこう
練習って何だろう
また、ウォーミングアップってなんだろう
良く聞く言葉「音出し」
それは何だ?と訊ねたい
音が出るかどうかの試し吹き?
それとも出ない物を出るようにすること?
ナンセンス!
音は出る物だ
なぜなら相手が楽器だからだ
どんな音を出したいのかイメージせずしての発音はあり得ない
いつだって音楽をするための万全の準備を整えてから発音するのだ
ウォーミングアップとはどういう時間で
練習とはどんな風に進めるべきか
それぞれに考えておくように宿題を出したので
ここではおばちゃんの考えは披露しない
もう一つの宿題
練習に際して、またウォーミングアップに際して
あなたはどんなチェックリストを持っていますか
これも宿題
豊かな響きを手に入れたいと願うKさんへ
pを演奏するためには
fよりもっと大きなエネルギーを使う
それは何のためか?
息が出てしまわないように締め付けるためではない
勿論、精神修養のためでもない
頑張ったという自己満足のためでは絶対無い!
静かでもなお、響きを失わないためだ
ただ息を弱めると音程は下がる
これは当たり前のことだ
だから下がらないように思い切って外へ向けるのだ
そして、エッジまでの充分な距離を保ちながら
息が拡散しないようにするためには
体内で息を凝縮する必要がある
凝縮された質の良い息ならば
ポイントにそっと当てるだけで管は振動するはずだ
しかし、その体内で息を凝縮するということが大問題だ
その大問題に取り組んで欲しい
豊かな響きが欲しいならば
簡単に手に入ると思っちゃいけない
伴奏だから出過ぎちゃいけない
それは間違っていないけれど
その方法があまりにも安易すぎるじゃないか
どうしても手に入れたいならば
悪魔に魂でも売ってみる?
pを演奏するためには
fよりもっと大きなエネルギーを使う
それは何のためか?
息が出てしまわないように締め付けるためではない
勿論、精神修養のためでもない
頑張ったという自己満足のためでは絶対無い!
静かでもなお、響きを失わないためだ
ただ息を弱めると音程は下がる
これは当たり前のことだ
だから下がらないように思い切って外へ向けるのだ
そして、エッジまでの充分な距離を保ちながら
息が拡散しないようにするためには
体内で息を凝縮する必要がある
凝縮された質の良い息ならば
ポイントにそっと当てるだけで管は振動するはずだ
しかし、その体内で息を凝縮するということが大問題だ
その大問題に取り組んで欲しい
豊かな響きが欲しいならば
簡単に手に入ると思っちゃいけない
伴奏だから出過ぎちゃいけない
それは間違っていないけれど
その方法があまりにも安易すぎるじゃないか
どうしても手に入れたいならば
悪魔に魂でも売ってみる?