思うつぼと言えば・・・・

Les Urnes de l'Opera(オペラ座の壷)
というCD
100年は掘り返さないタイムカプセルとして
1907年にオペラ座の地下に当時の名演奏を埋めたものを
発掘して作ったCDらしい

戦火を逃れるため？
戦時下の略奪から守るため？

でも本当に100年後に聴けるってすごいことだ
埋めた人には感謝だ
どうやらそこにはあのフォーレも関与していたらしい

オーケストラのフルートの音も聴こえる
エネバンスかな
ラフルーランスかな

デカルトか

よおく日に当てて
一層ふかふかになった猫が自分で帰って来た

帰って来た早々いそいそと窓辺に向かう
「今までお外にいたのに、まだお外が見たいの？」
と訊ねると
「一方向からみただけでは世界の平和は守れないのです
　あらゆる方向から検証しなければなりません
　ほら、こちら側の窓からも」



「ああ、おばちゃん、大変です！
　五月になったので蠅がおうちの中にいます
　気が散って仕方ありません。五月蝿いです」



世界の平和のためにより目になってしまった
頑張れ、正義の猫ちゃん

虫干し？甲羅干し

今日の水戸の最高気温は24℃だそうだ
こんな日は洗濯物と湿った猫を干す



おばちゃんの友人達は
「お宅の猫ちゃんだって
　見てない時には金魚鉢に手を入れたり
　悪さをしてる筈よ、きっと」

買いかぶっちゃいけない
金魚の鉢に手を入れたらテテが濡れちゃうじゃない
無理無理

お蔭様でご覧の通り皆さん健やかだ

噪音

ソウオンの漢字を間違って記憶していた
以前「燥音」と書いてしまったが

楽典の本に書いてあるのは「噪音」が正しい
振動が規則的でない音として
楽音と区別している

規則的な振動・・・・・・
チューナーの前で音を保って
針がいっこうに静止しなくて
左右に大きく、或は小刻みに揺れた経験はないか？

こういうのは規則的でない振動というのではないか？

しかし、これさえも楽音と区別されるのか？

恐ろしかことです

生きるための呼吸

死なないための呼吸が出来ない人はいない

しかし、管楽器を演奏するための
ひいては、芸術の原動力となりうる呼吸は
死なないための呼吸と同じだろうか

絶対に違うと思う

「息が吸えないのは、肺の中の空気を出し切っていないからです
　すっかり出してしまえば必ず吸えます」
と教えてしまう指導者がいるそうだ
よく考えて欲しい
これは、死なないための呼吸だ

なぜ誰でも出来る呼吸を人に習わなければならないんだろう

息を吸うたびに大きな音を立てて
「いい音を出すために沢山息を吸っています」
とアピールするのは中学生までにして欲しい

楽音のためのエネルギーである呼吸は
全ての原動力だ
呼吸を制すれば、恐い物の８割は解消する筈だ
と、おばちゃんは信じている