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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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今日は第6回響きのコンサートです

昨日の練習では
師匠も初代ルイロットも素晴らしく絶好調です
是非お聴き逃し無く

14:00より
ひたちなか市しあわせプラザです

那珂湊の近くなので
少し早めに出かけて
お昼は市場でお寿司等いかがでしょう

では、行ってきま〜す

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橘月コンサート終わりました
新年度で職場の環境が大きく変わったことから体調を崩して
ちょっとブルー気味なメンバーがいて心配だったのですが
終演後、満面の笑顔で

「とても楽しかった。フルート吹き始めたらなんだか元気になっちゃいました

こんな笑顔を見せていただくと「響きの会」を始めて本当に良かったと思います

さて、司会をしたり、ドップラーのソロが合ったり
私自身は大わらわだったのですが

本番直前で2曲分の楽譜を紛失しちゃいました

こんなことは実際始めてです
次の曲の楽譜が無いなあ・・・・と不安に思いながら
「アルルの女は主人公の心を乱す奔放な美女なのです」
なんて、すまして言ってる訳です

おばちゃんだって若い頃は、暗譜に何の不安も持っていなかったのです
高校の音楽科だった頃から大学卒業までの実技の試験は、全て暗譜で通しました
デビューリサイタルだって全曲暗譜で吹きました
その頃は、当たり前のように頭の中に楽譜のコピーが入っていて
それを見ながら吹いていましたよ
しかし、残念ながらすでにおばちゃんになっているのだ!
そして、私の楽器はフルートダモーレでB管
主義により「楽譜は全て実音で記譜し、移調しながら演奏」が常だったのです
編曲も自分、パート譜起こしも自分の仕業だったので
頭の中にどうやらバーチャルのコピーは入っていましたが
見たままではなく移調しながら読まなければならず
しかもそれを想定して練習していた訳でもなく

「想定外!自分の過失によりやむ得なく

というのはさすがにびくびくものでした

打ち上げの席では
「あなたにとって楽譜とは何ですか?」
丸山先生からの問いかけに1人1人が答えていきました

「大切な覚え書きである」
「わかりたいけどわからない」
「練習で指摘された事を思い出す手がかり」
「ある時には振り回される」
「行間を読むとか、ウラを読むとか、白い部分にも読む事は沢山ありそうだ」
「頼りにしてます!」
「頼りにしすぎてしまいます」
いろんな意見が出ましたが、
昨日の私に取っては「楽譜は、無いと心細いものなのです」

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発表会、無事に終了しました
皆様、見事に成し遂げましたよ
このところ、生徒さんの一本歯の下駄所持率が上がってきていて
実は9割の方が練習で下駄を使っております
そのせいか、本番にがたがたになってしまうことは殆どなく
楽しい発表会でした

打ち上げの席でご機嫌の審査委員長
元東京交響楽団フルート奏者丸山正昭先生です
この席で出演した1人1人への講評とアドバイスを伺い
1等賞と努力賞が発表されるのです
しかしわが発表会の掟として
打ち上げに参加しないでお帰りになる方には
受賞資格が無いのです(賞状は差し上げますが)
その分繰り上げになり次点の方に賞品は授与されるのです

努力賞受賞の小栗さんと
Dさんが打ち上げ欠席のため繰り上がって努力賞受賞の星さんです
カルーソーとリヒャルトタウバーのCDが送られました
そして「最高の顔をしてください」
のリクエストに答えてくださった繰り上げ1等賞(漁父の利ともいう)の
ドクター佐藤さんです

この顔は豊かにフルートを響かせるための
精一杯開けっぴろげな表情です
伝説のテノール(カルーソー、ジーリ、ビヨルリンク)
メルバ、コントラルトのマリアンブラン、
フランス国立放送の(デュフレーヌの吹いている)カルメンなど
選び抜いた名人芸のCDを差し上げました
いい音(声)を聴いて勉強してね
でも・・・・
本物の1等賞はKさんで、とても素敵な「精霊の踊り」だったのです

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ご無沙汰です
リサイタルなんとか終わりました

緊張の面持ちで5分前のチャイム
おニューのゴールドのドレスでステージへ
最初のバッハの自分への課題は決してロマンチックにならないように
二つのテーマのキャラクターを際立たせるように
そして冷静に淡々と進めること
テンポはまずまず、1楽章の中ほどまで順調に進むが
突然ドレスの左肩がはらり、と落ちる
「!」
少しサイズが大きかったのだ
この後いっさい休符は無し、このまま行くしかない
しかし、この姿はどの程度見苦しいのか
とりあえず1楽章終了
おう、途中入場の男子高校生が一番前の席に
彼の席からはいったい何が見えるのだ
続く2、3、4楽章も全て途中に休符はない

というスリリングな幕開けでした
今度からはドレスリハーサルをきちんとしてから本番を迎えます
お見苦しいものをお見せいたしました

続くシューマン夫妻はロマンティック丸出しに
生き生きとしたフレージングとピアノとのアンサンブル
由佳先生の独壇場でした
左の肘を常に張ることでドレスの肩の落下を多少防ぎ
休符で素早くリセット、という方法で凌ぎました(凌げてました?)
(やむにやまれぬ姿勢だったのでフォームの参考にしないでください)

休憩明けのフレンチジャズは何しろ楽しく
不安な衣装も脱ぎ捨てて赤いドレスに
あくまでもオーソドクスな奏法でノリはジャズ
リズム陣のジャズピアノトリオ、
ピアノの由佳さん、ベースの田中さん、ドラムスの大石さん
に助けていただいて楽しい後半になったと思います


ほっとした4人です

ご協力くださった皆様、ご来場くださったお客樣方
本当にありがとうございました


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昨日は12/23のリサイタルの前半の
初めての合わせでした
後半は楽しくボリングですが
前半はすっかりどっぷりクラシックなのです
バッハで始まり緊張感がぐぐっと押し寄せ
クララ・シューマンで官能の世界に溺れ
ロベルト・シューマンの情熱に身を焦がすのです
そんな前半の予定です

信頼するピアニストの由佳さんと
一緒に音楽を創りあげていくのですが
常に全体をとらえることの上手なピアニストのには
はっとさせられることが沢山あります
特にシューマン夫妻はの作品は的なので
フルートのパート譜からは
ほんの一部の情報しか読み取れません
どんなに難しいアルペジオでも、どんなに美しい和音の進行でも
由佳さんはピアノだけのメロディーに溺れることなく
フルートを流れに乗せてくれます
割り当てられたそれぞれの仕事をこなしながら
相手の仕事に慎重にを傾け、反応し、和合しながら
より高い所へ昇っていくのがアンサンブルです
そしてその高い所からの景色を共有するのがアンサンブルの喜びです

12/23は私達も楽しみますが
皆様にもなどの世界をお届けします
どうかお楽しみに



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HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
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