フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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シューマンは
フルート吹きにとって馴染みの深い作曲家ではありません
フルートのためのレパートリーを残してくれなかったのです
ただし、シューマン自身が使用楽器にはあまりこだわっていた様子は無く
クラリネットやオーボエ、ヴァイオリンなどのパート譜が残されているので
便乗して(?)フルートでも演奏したりします
ただ、楽器の特性が違うので音域に少々問題があり
ちょっとした工夫をしなければなりません
12月のリサイタルでは
クララの3つの小品とロベルトの幻想小曲集を
フルートダモーレを使って演奏します
比較的低い音域が多用されているこれらの曲は
コンサートフルートよりもダモーレがしっくり来るのです
クララは作曲家としてはあまり知られていませんが
表情豊かでとても素敵な小品です
フルート吹きにとって馴染みの深い作曲家ではありません
フルートのためのレパートリーを残してくれなかったのです
ただし、シューマン自身が使用楽器にはあまりこだわっていた様子は無く
クラリネットやオーボエ、ヴァイオリンなどのパート譜が残されているので
便乗して(?)フルートでも演奏したりします
ただ、楽器の特性が違うので音域に少々問題があり
ちょっとした工夫をしなければなりません
12月のリサイタルでは
クララの3つの小品とロベルトの幻想小曲集を
フルートダモーレを使って演奏します
比較的低い音域が多用されているこれらの曲は
コンサートフルートよりもダモーレがしっくり来るのです
クララは作曲家としてはあまり知られていませんが
表情豊かでとても素敵な小品です
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12月のリサイタルの前半は
全てフルートダモーレを使う予定です
Flute d'amoreと書きますが
amoreはイタリア語で
愛とか恋とか慈悲心などと訳されます
普通のコンサートフルートよりも少しだけ管が太く長いため
柔らかく暖かみのある音がします
それでフルートダモーレと呼ばれています
バロック時代に存在しましたが
その後なぜかすっかり姿を消してしまったので
現在はいくつかのメーカーが再現しています
で、そのフルートダモーレですが
私のものは変ロ長調で
(現在イ長調の管と変ロ長調の管のものが普及しています)
普通のフルートと並べてみるとこの程度の長さの違いです
つまりフルートの楽譜をそのまま使う訳にはいかないので
移調して読むことになります
まず調号は♯を2つ増やし、ミと書いてあったらファと読むのです
慣れ親しんだバッハのホ短調のソナタは
嬰ヘ短調のソナタとしてさらい直すのです
愛の道は厳しいのです
全てフルートダモーレを使う予定です
Flute d'amoreと書きますが
amoreはイタリア語で
愛とか恋とか慈悲心などと訳されます
普通のコンサートフルートよりも少しだけ管が太く長いため
柔らかく暖かみのある音がします
それでフルートダモーレと呼ばれています
バロック時代に存在しましたが
その後なぜかすっかり姿を消してしまったので
現在はいくつかのメーカーが再現しています
で、そのフルートダモーレですが
私のものは変ロ長調で
(現在イ長調の管と変ロ長調の管のものが普及しています)
普通のフルートと並べてみるとこの程度の長さの違いです
つまりフルートの楽譜をそのまま使う訳にはいかないので
移調して読むことになります
まず調号は♯を2つ増やし、ミと書いてあったらファと読むのです
慣れ親しんだバッハのホ短調のソナタは
嬰ヘ短調のソナタとしてさらい直すのです
愛の道は厳しいのです
来年3月8日に
第29回日本フルートフェスティバルin茨城が
つくば市のノバホールで開催されます
昨日は第3回実行員会で久しぶりにつくばへ向かいました
フェスティバルですから
一般のフルート愛好家の皆さんにもたくさん参加していただいて
音楽の輪を広げようじゃないかという趣旨で
合同演奏としてのフルートオーケストラのステージがあります
私達、茨城笛の会のメンバーは主に大きな楽器を演奏し
低音部分をサポートする形になります
今年の出し物は「クラシック・カンタービレ」
オーケストラの名曲がちりばめられた楽しいメドレーです
どうぞたくさんの皆様の参加をお待ちしています
詳しくは茨城笛の会へ
つくば市にも各地域に公民館があり
常時いくつもの音楽サークルが活発に活動していて
以前は音楽環境の良い地域だと思っていました
ところが、昨今は公民館利用にも時間や回数の制限があり
練習場所の確保に難渋しています
さて実行委員会での私の仕事と云えば
主にちらし編集です
まさに今がヤマ場
とっとと作らねば
第29回日本フルートフェスティバルin茨城が
つくば市のノバホールで開催されます
昨日は第3回実行員会で久しぶりにつくばへ向かいました
フェスティバルですから
一般のフルート愛好家の皆さんにもたくさん参加していただいて
音楽の輪を広げようじゃないかという趣旨で
合同演奏としてのフルートオーケストラのステージがあります
私達、茨城笛の会のメンバーは主に大きな楽器を演奏し
低音部分をサポートする形になります
今年の出し物は「クラシック・カンタービレ」
オーケストラの名曲がちりばめられた楽しいメドレーです
どうぞたくさんの皆様の参加をお待ちしています
詳しくは茨城笛の会へ
つくば市にも各地域に公民館があり
常時いくつもの音楽サークルが活発に活動していて
以前は音楽環境の良い地域だと思っていました
ところが、昨今は公民館利用にも時間や回数の制限があり
練習場所の確保に難渋しています
さて実行委員会での私の仕事と云えば
主にちらし編集です
まさに今がヤマ場
とっとと作らねば
24日に本番を迎える第5回響きのコンサートの幕開けには
モーツァルトの交響曲第1番を取り上げました
第1番はあまり耳にするチャンスはありませんが
云わずと知れた最初の交響曲で、ケッヘル番号は16です
ケッヘル番号は作曲年が若い順につけられていますので
つまり16番目の作品で
それはなんとモーツァルトは8歳でした
(6から15まではヴァイオリンソナタです)
8歳と云えば現在の日本では小学三年生
ようやくおねしょ癖は治ったものの
交響曲の「響」なんて習ってないもの
やっとリコーダーを持たされ、リード合奏では鍵盤ハーモニカ
ランドセル背負って駆け回りながらぽっぽぽぽぽぽ
その8歳の時にモーツァルトは
オーケストラの楽器の特色も知っており
繋留音や倚音などの不協和音から解決する喜びも知っていたのです
この曲に大人が雁首そろえて取り組んいるのです
モーツァルトの交響曲第1番を取り上げました
第1番はあまり耳にするチャンスはありませんが
云わずと知れた最初の交響曲で、ケッヘル番号は16です
ケッヘル番号は作曲年が若い順につけられていますので
つまり16番目の作品で
それはなんとモーツァルトは8歳でした
(6から15まではヴァイオリンソナタです)
8歳と云えば現在の日本では小学三年生
ようやくおねしょ癖は治ったものの
交響曲の「響」なんて習ってないもの
やっとリコーダーを持たされ、リード合奏では鍵盤ハーモニカ
ランドセル背負って駆け回りながらぽっぽぽぽぽぽ
その8歳の時にモーツァルトは
オーケストラの楽器の特色も知っており
繋留音や倚音などの不協和音から解決する喜びも知っていたのです
この曲に大人が雁首そろえて取り組んいるのです
友人のフルーティストの日比野久美子さんからコンサートのお知らせがありました
『オールドフルートの響きFinal』
11月28日(金)p.m.6:00開演(普通より早いので要注意)
銀座山野楽器7F JamSpot ¥2000-
師匠の植村泰一先生が初代ルイロットの深い響きを聴かせてくれます
他には日比野さんも(多分)ケノンを吹かれます
そして西村祐さんもボンビルでご出演されるそうです
共演は素晴らしいピアニストの砂原悟さん
演奏曲目は日比野さんは何も知らせてくださらないのですが
植村先生はシューマンの3つの小品とバッハのホ長調
西村さんはメシアンのくろうたどり
という情報だけは得ました
オールドフルートならではの響きに包まれる時間は貴重ですよね
きっと素敵な時間が過ごせると思います
聴きたい方は山野楽器フルートサロンへ電話予約だそうです
それにしてもFinalですって
『オールドフルートの響きFinal』
11月28日(金)p.m.6:00開演(普通より早いので要注意)
銀座山野楽器7F JamSpot ¥2000-
師匠の植村泰一先生が初代ルイロットの深い響きを聴かせてくれます
他には日比野さんも(多分)ケノンを吹かれます
そして西村祐さんもボンビルでご出演されるそうです
共演は素晴らしいピアニストの砂原悟さん
演奏曲目は日比野さんは何も知らせてくださらないのですが
植村先生はシューマンの3つの小品とバッハのホ長調
西村さんはメシアンのくろうたどり
という情報だけは得ました
オールドフルートならではの響きに包まれる時間は貴重ですよね
きっと素敵な時間が過ごせると思います
聴きたい方は山野楽器フルートサロンへ電話予約だそうです
それにしてもFinalですって