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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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演奏中の写真には
自己の修正へのヒントが沢山詰まっている

笠間日動美術館HP 学芸員だより

特に二枚目の写真は首から上が前傾し過ぎている
恐らくこれは眼の所為だ

おばちゃんの眼は長い期間のコンタクトレンズ装着で
どうやら細胞が減ってしまっているらしく
かかりつけの眼科はコンタクトレンズを処方してくれない
仕方なく本番だけ使い捨てレンズを装着するが
乱視が矯正しきれない
歳とともに暗い場所で細かい物を見るのが困難になってきた
本当は、譜面台をずっと低くして離れた位置から見たい
(これは老眼ゆえではなく)
遠くに楽譜を置くことでもっと自由になるのだ

残念なことに今回暗譜できていたのはJ.S.Bachだけだった

E.BachもinCならば何百回と練習して染みついているほどだが
in B♭はそれを払拭する程さらい込んでいない
刷り込まれているin Cと新たなin B♭が交錯する
その上耳から聴こえてくるのは馴染んでいる調性
危険きわまりない
楽譜から一時も眼を離すことが出来なかった
そう、歳とともに衰えているのは柔軟性であることも否めない

いつもの相方、ピアニストの小林由佳さん
彼女は裸眼で0.1見えないそうだ
しかし、本番も日常生活も裸眼で過ごしている
素晴らしく勘の鋭い人なのだ
楽譜は、めくりの心配が無いように
いつも縮小した楽譜を一覧出来るように繋ぎ合わせて譜面台に置く
信じられない程小さな楽譜の一つ一つは
彼女の視力では見える筈が無いのだ
音形を見ることで記憶の補助としているに過ぎない

そうだ、暗譜をしよう

子供の頃は暗譜に苦労したことが無い
10回もさらうと楽譜の面がそのまま脳ミソにコピーされる
細部が出来るようになる前に覚えちゃうのだ
そして学生時代はどんな時でも暗譜で通して来た
(眼鏡を外して演奏するためだ)

そういえばコンチェルト以来暗譜で演奏していない
今年は暗譜からもっと自由を見つけよう






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そらを見に行き
クリスタルボウルの響きに酔い
それでも、6月のコンサートのプログラムを考えた

感性のピアニスト究さんとの共演
これが今回の選曲のポイントとなる

おばちゃん達がやるのだから
おばちゃん達にしか出来ないことをやろう
と二人で話し合った結果
リサイタル並みの本気プログラムになりそうだ

まだ発表出来る段階じゃないけれど
アゼルバイジャンの作曲家、アミロフ
それからアイルランドのH.ハーティーの作品を入れよう
それに詩の朗読と即興

どうだ、他のおばちゃん達には出来まい

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可愛い弟子の第2子、フレッシュなそらを見に行った
祖母はピアニストの大泉究さん
可愛い弟子の杏那は
龍馬伝でもその音楽が使われている売り出し中のギターデュオの1人
宇高靖人君と温かい家庭を持った
茨城の実家に里帰りしている所へ新年早々お邪魔した

高校生だった筈の杏那はいつの間にか立派な二児の母となり
なんだか頼もしい

そらを囲んで2世代の8人家族
にぎやかな新年だ

「見せたい聴かせたい物がある」
という究さんについてレッスン室にいくと
ちょうどお寺にある「りん」のような響きで満ちていた
ご夫妻がこんな感じでその空気の振動の真ん中にいるのだ



クリスタルボウルというのだそうだ
水晶を高温で溶かし様々な鉱石をブレンドしてゆっくりと冷却する
それぞれの素材が変化し全く違った物質となるそうだ
ピンクはローズクオーツ、クリーム色はホワイトゴールド
茶色は鉄、グレーは灰だったりするのだそうだ
それらのボウルをセームを巻いたスティックで叩いたり擦ったりする
ボウルの中で空気の振動が渦を巻いて連鎖する
いくつものボウルが共振し増幅する

それを手に持つと更に身体が共振して響きを増す
響きを絶やさないように注意深く撫でる、叩く
いつまでもいつまでもその響きの中に身を置きたいと感じる
それは素敵な時間だった

気がつくと外は真っ暗
竜宮城で過ごした浦島太郎みたいに現実に帰る

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拍手をいただいたのでご紹介します
これがバニーです

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明日はそらを見に行く
昨年生まれた可愛い弟子の第2子
今度は女の子、楽しみ

同時に、弟子の母と
6月に予定している県民文化センターのグリルコンサートの選曲

こちらは事前に、ある程度構想を練っておかねばならない
今日はそのために時間を使おう

昨年の無伴奏リサイタルはaもしくはAだった
今年もモーツァルトのA-durで明けたから
初期ソナタのA-durをオープニングに使おう
優しく柔らかで優雅なA-dur
子供の作曲した音楽とはとても思えない
ここから組み立てていこう

常連さんもいるコンサートらしいので
音楽を聴き慣れているお客様も随分いらっしゃるそうだ
ある程度格調を高くしても良いだろう
でも、コンサートホールではないグリルでのディナーコンサート
親しみのある曲も入れた方がいいだろう
それから、究さんの即興に詩の朗読も併せようか
美術館のような特別な空気のある所ではないので
あまり深刻でない方が良い

まだ見ぬお客様を想像してあれこれ考える
苦しくもあり、楽しくもあり

そう、フレッシュなそらを見れば
古くなったおばちゃんも少しは新しくなるかも

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プロフィール
HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
料理 猫
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