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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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なんとなくかぜをひいたまま年を越した
毎年のように、笛を吹きながら年を越す事もなく
それでも新しい年はやってきた
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

更新をさぼっているのに
ブログ村の順位だけは下がらずに・・・・5位だって
ごめんなさい

あまりにも申し訳ないので
せめてもの罪滅ぼしに
皆様が興味のある事を投稿しなければならない
それはすでに掴んでいるのだ
How to〜でしょ?

いただいた年賀状に
「今年は支えをマスターして・・・・」
「柔らかい演奏を目指す・・・・」
など、抱負をお寄せくださった方々がいらっしゃる
そのあたりの話題が年始に相応しいHow to〜になりそうだ

では、まず支えは何か?を考えてみたい
支えをきちんと理解するには
「支える事」と同時に「支えられる事」を整理する事だと思う
支えようとし続ける努力を怠らず
同時にそれに委ねて力を抜き
支えられる感覚を持つ=信頼関係をつくる事なのだと思う
おおかたのがんばり屋さんは委ねる事を知らない
全部自分で頑張ってなんとか凌ごうとする
その意識は多分支えの邪魔にしかならない

支えを体現するために、一部分の力だけを抜く事を試してみよう
1、かかしのように両腕を地面と水平に拡げてみる
2、次にその肘から先だけの力をすっと抜いてみるのだ
肘から先がカクンと落ちて振り子のようにぶらぶら揺れれば成功だ

柔らかい演奏を目指す事だって同じ事だと思う
自分を信じて力を抜けば「過剰な息」にはならないはずだ




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クリスマスも終わり
2011年の絵画教室の最終日
2階のラウンジではSさんのレッスン中に
静かに慎ましくグランドピアノがおりてきた

そして、たねホールに着地して住み着いた

ここでフルートとともに、あるいは単独で
また歌声や他の楽器達と
様々な音を紡いで行くのだろう

2011年の最後のレッスンはAちゃん
発表会はどんなに忙しくたって大曲にチャレンジする人だ
今回はアルペジオーネソナタ



今日の話題は
「なぜ、第三オクターブの指が廻らないのだろう?」
「高音域で特に指に力が入ってしまうのはなぜ?」

クロスフィンガリングが多いから指に力が入る?
指に力が入るから音が出しにくい?
音が出しにくいから力んでしまう?
力んでしまうから指が廻らない?

そうやって自分のしっぽを延々と追いかけ続けることになるのか
鶏が先か、卵が先か・・・・・
という事なのだろうな






拍手[4回]

絵画教室のモデル役の先生がお休みした
ボランティアの学生も就活で忙しく顔を出さない

絵画教室の大人の時間、デッサンのモデルを頼まれた
その時間フルートをさらっていて良ければ
という条件を出して引き受けることにした
もちろん着衣だ!

テレマンのコンチェルトをピッコロで吹こうと企んでいるので
ピッコロを吹くことにした
デッサンのモデルなので途中で楽器を変えることはできない
休憩を入れて2時間、ずっとピッコロをさらい通そう
それもいいじゃないかと、はじめてみた

実際に描き始まると描く人の視線は鋭い



そうか、重心を変えちゃいけないんだ
顔の角度も気をつけなきゃ
そんなこんな、休憩なしで2時間続けてしまった

みんなの作品を見てみる
違う角度から描いているので
おばちゃんをぐるりとなめるような作品たち



そしてこれが先生の作品



拍手[3回]

練習していても良いか悪いか分からない
とりあえず、練習する
それが一番上達をさまたげる

良いか悪いか解らなくなったら
物事をシンプルにみつめよう

良いものは「それが無いよりあった方がいい」
悪いものは「それが有るより無い方がいい」

メトロノームに合わないのに
修正もせずそのままメトロノームを鳴らし続ける
それならそのメトロノームは無いほうが良い
おばちゃんに「メトロノームが邪魔ですね」
と言われた人は考えてみると良い

トリルを付けた為にリズムが壊れてしまうのなら
そのトリルは無いほうがよい

ディミヌエンドで響きがなくなって音を潰してしまうのなら
ディミヌエンドなどしない方が良い

クレッセンドで豊かにならずにやかましくなって響きを損ねるのなら
そのクレッセンドもいらない

無いよりもあった方が良い音楽を奏でよう


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いつも読んでくださって拍手までいただく
Kさん、ありがとうございます。
調子に乗って・・・・・・
「知ってる曲を聴かせてほしい」
というお客さまのご感想について考えた事を投稿する

母校の石川小学校で演奏する機会をいただいた
子供達が一人一人コメントをくれた

フルートの音色を楽しんでもらえたようだ
初めて聴いたけれど好きになった、という曲名を
何人もの子供達が書いてくれた

子供達にとっては何でも未知のものなのだ
未経験の味わった事のない体験がほとんどなのだ
その事を純粋に楽しむ

一方、大人になって思い出が出来てくると
経験した事が大切になってくるのだろうか
過去がどんどん重くなってくるのかな

おばちゃんはいつでも前を見て歩いて行きたい
未知のものに尻込みしたくはない

ねぇ、Kさん、あなたもそうでしょ

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プロフィール
HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
料理 猫
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