フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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今日の午前中のレッスンでの一幕
長刀の先生のTさん
小柄なので、肩とフルートが近くなってしまう
♯が4つもついているので楽譜に近くなってしまう
あごと左肩、楽譜の三点間の距離が狭くなり
力が蟠ってしまった
「つぶさないように、力を抜いて」
「あごを引きすぎないで」
といった毎度の注意はもはや効き目が薄い
なんとなく
「遠くへ!」
と言ってみた
その瞬間、Tさんの音はきらりと輝いた
訊いてみると
「遠くへ!」という言葉は
普段、長刀のお稽古で
お弟子さんに対して使っているのだそうだ
「遠くへ!」と言うと、お弟子さんの力が抜け
流れがすうっとして、上手く運ぶのだそうだ
「遠くへ!」という言葉を聞いた瞬間
Tさんは、はっ!としたとおっしゃる
そしてとても心地好く吹くことが出来たそうだ
ご自分で使っている言葉だからこそ響いたのだろう
こんな瞬間は指導者冥利に尽きる
長刀の先生のTさん
小柄なので、肩とフルートが近くなってしまう
♯が4つもついているので楽譜に近くなってしまう
あごと左肩、楽譜の三点間の距離が狭くなり
力が蟠ってしまった
「つぶさないように、力を抜いて」
「あごを引きすぎないで」
といった毎度の注意はもはや効き目が薄い
なんとなく
「遠くへ!」
と言ってみた
その瞬間、Tさんの音はきらりと輝いた
訊いてみると
「遠くへ!」という言葉は
普段、長刀のお稽古で
お弟子さんに対して使っているのだそうだ
「遠くへ!」と言うと、お弟子さんの力が抜け
流れがすうっとして、上手く運ぶのだそうだ
「遠くへ!」という言葉を聞いた瞬間
Tさんは、はっ!としたとおっしゃる
そしてとても心地好く吹くことが出来たそうだ
ご自分で使っている言葉だからこそ響いたのだろう
こんな瞬間は指導者冥利に尽きる
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