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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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ご覧の皆様
ランクアップにご協力ありがとうございます
おかげさまで少しずつ反映しております
引き続きご協力お願いいたします
こちらは、投稿をさぼっていてごめんなさい
響きのことと良い気分の関係等
一連の考えていたことの収拾がついてしまって
アイデア切れしてました

仕方ないので、今日のエピソード
代車の「ニラ」で出かけたら
交差点の向こうの2カ所が工事で片側通行だった
通過直前に赤信号になり停止
次の青信号では向こう側の車が通る番だな
と死角になって見えない向こう側をぼんやりと思っていた
ところが青信号になると交通整理のおじさんが進めというのだ
いわれたまま発進するとやっぱり向こうからも来るじゃない
おじさん頼むよ!
後続の車も着いて来ているし
正面からも来ているし
工事しているし・・・・・・
そのうち信号が変わり4方向の車が交差点に集中してしまった
なんとか寄せて譲って通り抜けると次の地点の片側通行
そこの交通整理のおじさんは
大きく赤いバトンをふり、ついでに見事なターンを華麗に決めて
(確かに彼は一度ひらりと宙に浮いた
同僚の失敗の穴埋めをしているみたいだった
そう、怒りだって納まるよね

今日のレッスンの話
自分の美点を知ろう
知ったらそれを最大限に生かすことを考えよう
「能ある鷹は爪を隠す?」
くそくらえ
「攻撃は最大の防御なり」

恥ずかしがらないで臆面も無く生きてしまえ
能ある鷹は爪をも晒すのだ
奥ゆかしく控えめになんて笛を吹く時にはいらない
どんどん磨いて輝こうじゃないの
ねえHさん

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晴美のルポ=はるぽ
愛車のはるぽが入院した

何が気に入らないのか
ここの所ご機嫌斜めで
出先から帰る時にエンジンがかからないことが
ちょっと連続してひやひやしていたのだ

少し時間をおくといやいやながら
かかったりするので
なんとなくご機嫌取りの日々だった

まったく、機嫌を取る相手が多すぎる

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マイゼン先生のクロイツェルエチュード
良い気分でやっているかな
と何度も自分に問いかけさせる

「良い気分って何?」
これが今日のQ.

お風呂で演歌をいっぱつ
カラオケでちょっとしたスター気分
ほろ酔い気分で鼻歌
こんなんじゃないことは確かだ

昨日の共振の話をアップしながら閃いたのだ

マイゼン先生はクロイツェルエチュードを使って
ゆったりすること
身体に無理が無いことを再三チェックさせる
そして響きが豊かなこと
それは、楽器が振動しているのか
自分の身体が振動しているのか
部屋の空気が振動しているのか
最後にはわからなくなるくらいに
と表現している

これってきっと共振のことに違いない
そしてこの状態を見つけたら、絶対良い気分だと思うな

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Q.フラスコに火のついた蠟燭を入れて金網で覆い天板をかぶせる
 直接、蠟燭にもフラスコにも手を触れることはできない
 この状態で、一瞬にして蠟燭の炎を消すにはどうしたら良いか

TVに理科の先生が出て来てこんな実験をしていた

早速理科の先生が、やってみせたが炎を消すことは出来なかった
続いて、オペラ歌手が登場し
先生が失敗したのと同じ方法で消してみせると言う

彼女は、まず同じサイズのフラスコの口を手でポンと叩き
フラスコの振動する周波数を耳で聴き取る
同じ高さの声を炎の前で「はっ!」と出すと
炎が消えた

「お見事

フラスコを振動させることにより中の空気を揺らして
炎を消したのだ

次に理科の先生は二つの音叉を持って来る
片方の音叉を鳴らしてすぐぎゅっと握って振動を止めてしまう
しかし、その音は持続して聴こえる
ならさなかった方の音叉が共振して音を持続させているのだ

これは素晴らしいヒントじゃないか

響きの会の練習では
譜読みが侭ならないうちは本当に惨憺たる有様だ
リズムも音程もテンポもそっちのけで楽譜にかじりつく
そうなってしまうとまるで無法地帯だ
同時に終われば大成功
ただひたすら終止線を目指すのみ
先月の本番で実現できたはずのサウンドが全く作れない

でもね、最後にマタイのコラールをやってみたら
本当にいい音がしたのだ
さっきまで、ぐっちゃぐっちゃな音を出していた
同じメンバーなのに・・・・・・
美しいコラールならば心も安らぎイメージも膨らむ
安心して演奏できる曲になると音程も合わせたい
等しい振動数を持つ複数の管がより大きな振動を産み出すのだ
これが共振の瞬間だ
これを忘れちゃいけない


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月例、夕べの宴から
月に1度は師匠との宴がある
毎回、会話が楽しい
日頃の疑問をいつもぶつけるのだ

夕べの話題
「こんな本知ってる?」
見せていただいたのは
野田弘志著「リアリズム絵画入門」
師匠のお友達の本だ
ざっと見出しを見せていただいただけで
全てがフルート演奏において考えるべきことを示唆している
「読みたいですぅ!」
読まなきゃ

次の話題
「先生は何故フルートを吹くのですか?」
「(フルートが)あったから」
「選んだ訳じゃない?」
「そう」
「・・・・・・・・・」
「例えば(青木)明先生にお話を伺うと
 フルートが吹きたくて吹きたくて
 竹箒やはたきの節を抜いて吹いたっておっしゃってましたよ」
「へぇ〜、それもすごいね」
「僕は寧ろ、その後クラリネットを吹いてみたり
 他の楽器でも遊んでみた」
「結局、フルートを専門にしたのは何故ですか?」
「前からやっていたし、まあ、一番上手く扱えたからかな」


「以前、先生は楽譜は(本と同じように)読む物であり
 聴く物ではない、演奏者は必要ない、
 とまでおっしゃったことがありますよね
 でも、先生は演奏される、何故ですか?」
「(本来はそういう物であるべきだけれど)
 現実はそうではないから」
「そうだよねぇ」


「趣味の良し悪しの判断ってどうやって教えたらいいのでしょうか
 骨董屋の息子の教育みたいに良い物だけを見せるというのは
 今の情報の溢れる時代には難しいと思うのです」
「僕は、ずっと先生には恵まれて来たのだよ 
 良い先生しか知らない
 川崎先生との出会いもそうだし
 小学校の先生も、中学校の音楽の先生も
 リサイタルなんかを聴かせてくれるような歌手だった
 そう、小学4年生の時にN響のマタイを訊いた」
「小4でマタイ!すごい!!」
「五、六年生はキンダーコアでステージに乗っていたんだ」
「うらやましい!」
「でも、師匠と同じ良い先生に習った人が
 皆、音楽家になった訳ではないのですよね」
「組み合わせと積み重ねの問題だよ
 ニコレとクリュネルに習えたこともそうだし」

このあと、ニコレと禅の話
クリュネルとコンセルバトワールの話に広がり
まだまだ宴は続くのだった

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プロフィール
HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
料理 猫
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