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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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これまでに強く影響を受けた人が3人いる

原体験として従姉の『エミコ』
物心ついた頃からエミコは気が利いていた
人が集まる家の長女だったので
幼い頃からきちんと家事を仕込まれていた
子供のくせにお客様に三つ指をついてご挨拶するような
今思うとこまっしゃくれた子供だった
彼女と一緒にいると
自分んがでくの坊に思えて、ひどく落ち込む
本当に、小学生のうちから落ち込んでいた記憶がある

次に出会ったのは中学生時代の吹奏楽仲間のKちゃん
この人のことは前にも書いたので省くが
中学生で自分のフルートをプチ修理していたしっかり者だ

大学時代の先輩、加藤千香子さん
日フィルのライブラリアンを経て
今では、兵庫芸術文化センター管弦楽団のライブラリアンを務めている
何しろ、気が利いているので信頼度は群を抜いている
仕事が速くて確実、何を頼んでも絶対にいやな顔をしない
無理難題にも必ず力になってくれる
いつもなんだか楽しそうに軽口を飛ばしながら
爽やかに仕事をこなして行く
彼女が「面倒くさい」というのを聞いたことが無い
どんな怒濤のさなかでもいつでも現場が明るい

千香さん、また飲みたいね

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それからやっぱり魂を考える
の正体を知らねばならぬ
なぜなら、我々の陥る失敗の多くは
「魂」の拡大解釈と誤解によるのだと思う

音に魂を込めようとする
個人的な歌い回しになったり
やたらテンションが上がってしまい暴走する
または、響きを止めてしまう

先日バッハのシャコンヌを演奏するために
「減衰しない四角い音」を目指そう
そして、「シランス・ダルキュラッシオン」(音と音の間には隙間がある)
あの、エネスコでさえ正気を保てなくさせられたシャコンヌ!
そして「四角い音
そこから連想された身体の反応は
韓国の女性ニュースキャスターの話し方
あるいは軍隊式の角張った動作

スクエアな・・・・というと
真面目で融通の利かないことをイメージしてしまう
減衰しないで音を保つことには
がちがちに突っ張るような固さは必要ない
わかっちゃいるけどやめられない
これも、拡大解釈した「魂」の顕れか・・・・

今日届く筈のウィリアム・ジェイムズの
「プラグマティズム」
「純粋経験の哲学」
何かを教えてくれるだろうか
それとも、予告通りによけいにわからなくなるのだろうか

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ちっ!
自分で自分のキリ番をゲットしてしまった・・・・
がっかりだ

夕べの宴の話

師匠は言う
「今、モイーズを見直している所なのだ」
 「溢れ出してしまう人なのだ」
 「あれほど音に魂を込められる人は他にいない」
先生!魂って何ですか?」

「ウィリアムズ・ジェイムズを読め。
  魂とは精神とも違うのだ。
  益々わからなくなるぞ。」
「・・・・・・・・・・・・」
すっかりわからなくなってしまった
先生!モイーズの例のMore Life!
  Lifeは魂に通じますか?溢れ出してしまう物はLifeですか?」
「そうだね、Lifeはそれも含めて活き活きと」
  しかし、モイーズを理解するのは難しいのだ。
  沢山の日本人がボスビルに行ったけれど
  皆、あの圧倒的なオーラに気を取られ
  表面をなぞらえることしか出来なかったのだ。
  だからこそ、今、モイーズを見直したい。」
そして、話は5枚組のCDの話題となる
「あの1枚目のショートメロディアスの凄さ」
「そう、そして3枚目の荒城の月、日本人でもああはいかない
  それと、フェルーのあれ(恋する羊飼い)素敵だよ」

話は尽きないのだ。そして今宵も更けて行く



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その水戸芸術館で何をやるかというと
そりゃあ笛を吹く訳で・・・・

どんな笛を吹くかというと
100年前に生まれたHAYNESの木管フルートとピアノで
モーツァルトの幼少期のハ長調のソナタ
現代の14Kのフルートソロで
廣瀬量平さんの「湖をわたる風の歌」
100年前に生まれたG.HAYNES作のアルトフルートとピアノで
同じく廣瀬量平さんの「岬のレクイエム」
B管のフルートダモーレとピアノで
ミヨーのソナチネ
休憩を挟んでヴァイオリンの片見さんとトリオのステージ
ゴーベールの古代のメダル
マルティヌのマドリガルソナタ
締めはバッハの音楽の捧げ物からハ短調のトリオソナタ

ハ長調で始まりハ短調で締めるというプランだ
曲目を並べてみると、
また今回も体力勝負になってしまった

師匠は言う
「腕力を鍛えると指は動きやすくなるよ」
そうそう、だから
白魚のような指なんて音楽家にはあり得ない、と思っていた

しかし、相方の小林由佳さんの指は真っ白で美しいけれど
鮮やかに自在に確実に動くのだ
見ただけでは鍛え上げられた指には到底見えない
おそらく、篠竹のようにしなやかで繊細な筋肉でできているのだろう
鍛錬することが
「太く、たくましく」だけではないことが良くわかる

これは笛吹きにもヒントにならないか?

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生徒さん達のがんばりを聴いた

1年で意識が変わり大きく進歩した人と
自分の世界を磨いた人と
これから進んで行く道を見つけた人と

それぞれが発表会までの時間を過ごしたと思う

フルートとの関係が浅ければ
少し深く付き合うだけで格段の進歩だ
一方、どっぷり深い関係でいると己を見失う
経験年数が長ければ長い程ステップアップは困難になるのだ

興味を広げて行くことだろう
昨日も書いたけれど、フルートから音楽へ
そして尚、響きの探求は忘れずに
「出来上がり!」などあり得ないのだ

さてさて、わかったようなふりして人のことばかり書いたけれど
自分のことをしなければ

3月のリサイタル会場の水戸芸術館の
夜景がとっても奇麗だった



後藤晴美フルートリサイタル
2010年3月21日 15:00開演
水戸芸術館コンサートホールATM




ここでやるのだ
チケット発売は年明けの1月9日(土)



ヴァイオリニストの片見京子さんと
ピアニストの小林由佳さん

強力な相方です

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HN:
フルートのおばちゃん
年齢:
63
性別:
女性
誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
趣味:
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