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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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大昔の話だ
公立高校の音楽科に進学した
たまたま近くにあったのだ

近くというのが大問題なのではなかろうかと
おばちゃんは考える

遠ければ、そこへ通う困難さも含め
進学を決定する意志の強さが求められる
ただ遠いと言うだけなのにね
そう、ただ近いと言うだけで
選択が安易になってしまうのだ

大学の時に北海道出身の同級生がいた
親の猛反対を押し切って上京し、音楽大学に入学した
誰の反対も無く安易に楽々と進学できたおばちゃんにとっては
話を聞いただけで「なんて純粋なのだ」と感動したものだ

だから、よおく考えて!
今の試験に足りない10点20点よりも
音楽科に向いていない不幸に気づいた時のことを

音楽科は他の授業を削って
音楽の細分化された科目をカリキュラムに取り入れているのだ
当たり前のことだけれど、それなりの犠牲を払う
そのまま、他の大学に進学しようとするならば
補講を受けなければ絶対足りない
学科よりも実技を重視する多数の子達を尻目に
机にかじりつかなければならない

幼くして自分の進路を専門分野に絞り込むことは
成功すれば申し分無く効率が良い
そのレールに巧く乗ることさえ出来れば
そりゃぁ、やっぱり快適なのだ
しかし、リスクは大きい
失敗すれば潰しがきかない
好きだった筈の音楽に向いていないと感じる自分と真正面から対峙して
方向を修正するのだよ

だからこの選択は慎重にね
一生がかかっていると考えて欲しい

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今日もくどくどと言ってしまった
こうみえても、おばちゃんだって反省しているのだ

この音楽はどんな音楽か・・・・
わからなかった時に、まずどこから手を付ける?
作曲した人は誰でどんな人か
それは、例えばフルート音楽のどんな位置にいた人?
音楽史としてはどんな時期に活躍した人?
国籍は?活躍したのはどこ?

今日のIさんのお題はゴーベールだったのだ

ゴーベールはフルート音楽にとっては欠かせない
フレンチスクールの中心的人物だ
フレンチスクールとは何か
何が伝えられて、何が消えていったのだろう・・・・・・
そして、それは何故
必然?それとも?

フルート文化の伝統を継承し伝えることが出来たら
という思いを持って笛吹きとして生きている
私達にとってはこれは重要なことなのだ

でも、アマチュアの愛好家にとって
それはどこまで必要なんだろうと疑問を抱きながら

結局の所
作曲者にまつわるいくつもの重要な事柄が白紙のまま
音楽のイメージを作ることができるなんて
思わない方がいい
アプローチの仕方を考えるべきだ
と今日もくどくど言ってしまった・・・・・・

笛吹きならゴーベールは知っておいて欲しいと思うのだ

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新しいお家がやって来た



早速入居
Just Fit



サイズを確認するためにティッシュボックスを置いてみた

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我が家の小学生の「はい」は
わら程の軽さだ
吹けばあっという間に飛んでいってしまう

ヨメが鬼と化して拳を固めると
「はい、もうしません」
と神妙風な涙声を使う

しかしその中身はわら程の軽さだ
とりあえずその時間をやり過ごすための手段でしかない
自分の行動を見直し修正する意志なんか
これっぽっちもない
その「はい」の意味は
《お母さん、早く怒りを鎮めてください》
以外には何事も含まれない
そして、夕方にはまた同じことで叱られる
毎日それを繰り返す

やがて長い時間が流れ、子供が大人に成長し
自分の子供を持つようになると
小さい時分に叱られたように叱っている己に気づく
これは親の言葉と一字一句、違わなかったりするのだ
そして、その時になってようやく叱られた意味が分かる
その間、約20年

さて、フルートを学んでいる皆様
あなたの「はい」には重みはありますか?

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昨日のレッスンでくどくどと言ってしまった

「その音楽がどんな音楽なのか知りたいと思ったら
  何が書いてあるか読めばいいじゃない
  やれって書いてあることをおおかた無視しておいて
  「なぁんか変」とか言っちゃうなんて
  傲慢にもほどがある
  だいたい、作曲家に失礼だよ」

で、思い出したのだ
トイレの話である

お若い方にはわかりにくいことだろうが
トイレは和式から洋式へとても長い時間をかけて
ゆっくりと移行して来たのだ

小学生の頃に始めて水洗トイレを使用する機会に恵まれ
水が止まらないまま個室から去ることが出来ず
おろおろした覚えがある

腰掛け式の洋式トイレは
まだ珍しかった当時、図解した説明が壁に貼られていた
和式の常識とは正反対の向き合い方
これは言われなければわからないだろう

しかし、子供の頃のおばちゃんは、小説は大好きだったが
マニュアルを読むのは面倒でいつもスルーしていた
「こんなの読まなくたってわかるじゃん
と甘く見ていたのだ

で、腰掛け式トイレはなんだか使い勝手が悪く
あまり好まなかったのだ
ある日、それでも仕方なく入った室内で壁のマニュアルに眼をやった
「げっ、あたし反対じゃん!
その時の衝撃は忘れられない
気づくまでに10年近くかかったかもしれない
今では勿論、ウォシュレットだってちゃんと使える

自分だけで思っている常識って
案外、一般的じゃないかもね


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フルートのおばちゃん
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誕生日:
1961/04/01
職業:
しがない笛吹き改め花も実もある笛吹き
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