支えあれば憂い無し

ギャラリーMIKASHのご主人は「出来る人」だ
あっという間に物事がきちんと進行していき、抜かりがない
木曜コンサートの実施に向かって
強力なサポートを得ている充足感がある
お蔭様でおばちゃんは笛吹きでいられる
きっと良いコンサートシリーズを展開していくことが出来ると
胸をはって言える
（どうかお楽しみに）
それは例えてみれば
古田土さんのコントラFバスにスタンドが出来た時のようだ

支えがあれば自由を得る
愛と勇気を持って羽ばたくことが出来るのだ
そして、もしかしたら
支えられて始めて知ることなのかも知れない

己の身体の中に
力強く支えている充実感と同時に
支えられている軽やかな自由を感じる
優しさやエレガントは、そこから生まれるんじゃないかな

木曜コンサート

来月からギャラリーMIKASHにて
月例木曜コンサートを始めます
毎月第４木曜日
500円でお聴きいただけます
まずは2月24日　内容は名曲、何しろ名曲
プログラムの詳細は近日中に発表します
MIKASHの空間でおばちゃんの音をお聴きください

言葉の通じる瞬間

昨日のコンサートでテレマンの組曲を吹いた
なんだか自分が浄化された気がする

強い支えに裏付けられた優しくしなやかな響きと力強い響き
圧力の出し入れによる多彩な表情を目的にした
今のおばちゃんに出来ることは出し尽くした気がする
MIKASH修行の成果

浄化されたおばちゃんの今朝のレッスン
Yさんにすんなり言葉が通じた

上手くなってお帰りいただけた
この瞬間のためにこの仕事を続けている
音楽家で良かった、と思う

さあ、みんないい音出そうよ

dolceについて

「dolceって書いてあっても
　意味はわかるんですが、どうしたら良いかわからないんです」

と言われておばちゃんはひっくり返る程驚いてしまった

なぜならdolceが嫌いな女性はいない！

イタリアンの最後のdolceを口に含んだ瞬間
世の中の女性は全員同じことを言う

「ああ、しあわせ」

それでいいじゃないか

ことばの大切さ

こんな私の音を好きだと言ってくださる方がいる

思い切って訊いてみた
「どういう所を気に入って下さっているのですか？」
「ええと・・・・・・」

答えてくださらなかった
同じ人に
「フルートの音のどういう所が好きですか？
　奇麗な所という答えは無しですよ」
と訊いてみた
「・・・・・・・・・」
再び口ごもってしまった

その方は言うのだ
「録音を聴いても、みんな良いような気がして
　どんな音が素敵かわからないのです
　だからだと思うのですけど、何を目指したら良いかわからないのです」

素敵かどうか・・・・わからなくてはならないことだろうか？
理解ではなく感じることではないだろうか
感じたら己が何を感じたのか知りたくならないか？
そうしたら、言葉を探せば良い
ありふれた言葉はありふれた音しか表現出来ない
素敵な音を表すためには、いく通りもの言葉を尽くすのだ

習慣づけてみよう
イメージが具体的になって来ないか？