猫ブログみたいに

春なので・・・・
あたしのソファーもピンクに衣替え
にゃふっ
あったかくていい気持ちにゃん



「ねこさん、明日は師匠のお宅へレッスンを受けに伺うので
　一日中お留守番ですよ」



にゃにゃにゃにゃんですって！！！！！



泣かないもん
別のソファー見つけるもん

あたしの窓辺

あたしは美貌が自慢だから
窓辺を尋ねてくる男の子も多いの



去年はタイチ・・・・
真っ白い胸と青い瞳のきれいなキジトラの男の子だった
近所の人たちはそんなあたし達を見て
ロミオとジュリエットと噂したもんだった
あの子はもういなくなってしまったわね

今年は黒ぼん
この頃近所に来た年下の男の子



妙に人懐っこくって
あたしの庭でごろにゃんするのよ
真っ黒でうざいけど声だけはちょっと可愛いわね

でもね、みんな調子に乗って
鉢のお花を踏み台にしてあたしに迫るから
見張ってないといけないのよ

Kちゃんのこと

中学生時代、とても影響を受けた友達がいた
Kちゃん
吹奏楽部のフルート仲間
今思うと、彼女は素晴らしく気の効いた子だった
全てにおいて私よりも高い能力を持っていた

まず頭が良かった
そしてピアノを巧みに弾き、きちんと楽譜も読めた
フルートに向いている骨格と唇を持っていた
そして色白で可愛くて男の子に人気があった

私達は毎朝自転車で通学していたが
通学路の途中に大きくカーブしながらの急な下り坂があるのだ
無雑作にかごに入れられたフルートは
いつもそこでジャンプして道に放り出された
今考えると信じられない扱いだがフルートは丈夫だった

勿論扱いが悪いのでしょっちゅうキイのバランスは狂った
Kちゃんは、誰に教わった訳でもないのに
調整ねじをちゃんとみつけてだいたい治してしまった
フェルトやコルクがとれたってすぐにつけてしまった
ワインのコルクを削ったという不格好なコルクにはさすがに笑った
初めて楽器をばらばらに分解したのもこの頃だ
バネが引っかかって元に戻すのに苦労をして冷や汗をかいたものだ

大事なコンクールや定期演奏会など
抜け目無く録音要員を確保し、全ての記録を残していた
色白で可愛い人気者のKちゃんは
男の子達へのお願いにお菓子を一つ添える事も忘れなかった

「要領が良い子」は子供の頃からこうなのだ

kちゃんはあんなにフルートに向いていたのに
音楽の才能もあったのに
専門家は目指さなかった

現在は看護士をしているらしい
さぞや素敵な大人になっているだろうな

橘月コンサートの詳細

文化・教養支援事業　ライブラリーコンサート
橘月コンサート
2009年5月9日（土）14:00開演
茨城県立図書館　２階視聴覚ホール
JR水戸駅北口より徒歩７分

指揮　丸山正昭（元東京交響楽団フルート奏者）
演奏　フルート研究会「響き」
プログラム
パッヘルベル：カノン
ビゼー：「カルメン」より　間奏曲
チャイコフスキー：アンダンテ カンタービレ
ドップラー：ハンガリー田園幻想曲
ビゼー：「アルルの女」より　メヌエット
ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ
シュトラウス：無窮動

どなたでもご自由にお聴きになれます

春のつぶやき

Birthday mailの一番乗りは
なんと青木明先生からだった
それはそれで幸せなことだろう

丑年、牡羊座の弟子の息子は
「晴斗」と名付けられた
同じ晴の字を使ってもらえて
嬉しくもあり、また、少々くすぐったい

新年度を迎えたので
今年度末の水戸芸術館でのリサイタルのプログラムを
確定しなければならない
いい加減、『他』の文字を取らねば
ダモーレを使用する曲が決まらない
ダモーレの特徴は強い響きと柔らかい音色だ
音域は３オクターブのG位まで
ピッチの低い木管は無伴奏で使おうか・・・・
曲順はどうする

決まるまで部屋中の楽譜が取り出され、CDも散乱し
賊が侵入して荒らされたように
レッスン室はえらい事になるのだ

この悩んでいる時間が楽しい。
という人もいるらしいが・・・・・・