フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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素晴らしい音を聴いた時に感動を覚える
その曲を産み出した人を思う
その演奏者を思う
そこにその素晴らしい音がある事に感謝する
また、とても素敵な音だけれど感動に至らない場合もある
足りないものが聞こえてしまうのだ
「その時、感動しているのは音に対してだけではないと思う」
そう言ったら
「お前は俺より複雑なのだ。俺は単純だから音に感動するぞ!」
丸山さんに返された
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「単純」は裏返すと「ばか」とも取れるけれど「素直」と解釈できる
「複雑」は一見「思慮深そう」だけれど「歪んでいる」とも解釈できる
不可能が無ければいい訳も無いように
機能が少ない道具に故障が無いように
素直である事は常に近道なのだ
回り道をしたり、わざわざ裏通りを選んだり
先や裏を読みすぎてためらったり
そんな事ばかりしていたかもしれない
むむむ・・・ここにも答えに導くヒントが無いか
その曲を産み出した人を思う
その演奏者を思う
そこにその素晴らしい音がある事に感謝する
また、とても素敵な音だけれど感動に至らない場合もある
足りないものが聞こえてしまうのだ
「その時、感動しているのは音に対してだけではないと思う」
そう言ったら
「お前は俺より複雑なのだ。俺は単純だから音に感動するぞ!」
丸山さんに返された
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「単純」は裏返すと「ばか」とも取れるけれど「素直」と解釈できる
「複雑」は一見「思慮深そう」だけれど「歪んでいる」とも解釈できる
不可能が無ければいい訳も無いように
機能が少ない道具に故障が無いように
素直である事は常に近道なのだ
回り道をしたり、わざわざ裏通りを選んだり
先や裏を読みすぎてためらったり
そんな事ばかりしていたかもしれない
むむむ・・・ここにも答えに導くヒントが無いか
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名人と凡人の違いって何だ
誰だって輝かしくどこまでも通る澄んだ音を求めているのだ
イメージを実現させようとする時の思い込み、勘違い
失敗した時の恐怖に由来する構え、力み
凡人には超えなければならない壁が高くそびえている
森正さんの素晴らしく力強い音を聴いた直後
ランパルさんのプーランクの初演を聴く
18kのルイ・ロット
伸びやかでつややかで万能
すべてがシンプルで素晴らしく円滑に機能している
そして、ようやく重い腰をあげアンサンブルの練習を始める
頭の中には先ほどまでの
満ちた輝かしく力強い響きのイメージがたっぷり残っている
強い憧れを持って冷静に発音しようと試みる
・・・・・・・・・・・現実を知る
名人と凡人の違いって何だ
豊潤なイメージ
観察力と分析力の優れた明晰な頭脳
恵まれた体力と運動神経
未だ女にできる事の発見ならず
誰だって輝かしくどこまでも通る澄んだ音を求めているのだ
イメージを実現させようとする時の思い込み、勘違い
失敗した時の恐怖に由来する構え、力み
凡人には超えなければならない壁が高くそびえている
森正さんの素晴らしく力強い音を聴いた直後
ランパルさんのプーランクの初演を聴く
18kのルイ・ロット
伸びやかでつややかで万能
すべてがシンプルで素晴らしく円滑に機能している
そして、ようやく重い腰をあげアンサンブルの練習を始める
頭の中には先ほどまでの
満ちた輝かしく力強い響きのイメージがたっぷり残っている
強い憧れを持って冷静に発音しようと試みる
・・・・・・・・・・・現実を知る
名人と凡人の違いって何だ
豊潤なイメージ
観察力と分析力の優れた明晰な頭脳
恵まれた体力と運動神経
未だ女にできる事の発見ならず
森正さんの音を聴いてしまった
1963年の録音
すでにフルーティストとしては現役ではなかった時期というが
それはそれは豊かで満ちていて
太い幹に支えられた裏付けのある
迸るような響きだった
クーパー以前のフルーティストは
皆ものすごくブレスコントロールが巧みだったのだ
フルートは女の吹くものではない!とさえ思うほど・・・・
強い腹による凄い響きばかりを聴いてしまって
自分自身が女である事が残念でたまらない
とても真似はできまい
そして師匠も男だ
では女に何ができる?
ならば、テトラッツィーニやメルバをお手本にしよう
クロワザだってニノン・バランだって女だった
耳を澄ましアンテナを伸ばし想像力を働かせろ
古の名人から学ぶのだ
夜中に帰宅すると
ベッドで猫が待っていた
1963年の録音
すでにフルーティストとしては現役ではなかった時期というが
それはそれは豊かで満ちていて
太い幹に支えられた裏付けのある
迸るような響きだった
クーパー以前のフルーティストは
皆ものすごくブレスコントロールが巧みだったのだ
フルートは女の吹くものではない!とさえ思うほど・・・・
強い腹による凄い響きばかりを聴いてしまって
自分自身が女である事が残念でたまらない
とても真似はできまい
そして師匠も男だ
では女に何ができる?
ならば、テトラッツィーニやメルバをお手本にしよう
クロワザだってニノン・バランだって女だった
耳を澄ましアンテナを伸ばし想像力を働かせろ
古の名人から学ぶのだ
夜中に帰宅すると
ベッドで猫が待っていた