神里医院そして水戸五中

昨日は神里医院にお邪魔した
お稲荷さんのある笠間市
住所で地図を検索したら、
矢印が笠間稲荷にピッタリ重なってしまった？？？？

到着してみてその理由がわかった
案内していただいた院長室の窓を開けると
そこはもう境内だった

天気のよい土曜日
菊まつりも開催される
にぎやかな笠間市街地

沢山の患者さんを前にして演奏した
この部屋がまたデッドで・・・・・
性懲りも無く頑張ってしまっている図



ふるさとやダニーボーイでは歌声が聞こえて来た
楽しんでもらえたかな

そして、夜は水戸五中の皆さんと
創立５０周年記念コンサートの練習
アルトサックス、オーボエ、コールアングレ、ピアノ
を演奏してくれる中学生と卒業生
クラリネットさんが欠席なのでエレクトーンで補ってくれた
一緒に、「アルルの女」のメヌエットとカルメン間奏曲
みんな上手で一安心
これだけ管楽器が加わるとちょっとしたオーケストラ気分
きっと楽しいコンサートになる
楽しみ

「はい」の功罪

「エッヂが近くなり過ぎないようにしましょうね」
と言い続けて5年は経っているだろうか
いつ迄も変わらないので
「音を聴いてエッヂとの距離を判断して修正出来るようになりたいですね」
と言ってみた
返事は
「はい」
・・・・・・・・・・
それはなりたいという同意の「はい」？
それとも音で判断することの意味が分かったという「はい」？
聴けばわかるということ？

「んな訳無いだろ！」

わかっていたらとっくに治っている筈なのだ
5年も言い続けなければならないということは
ずっと同じだからなのだ

いつもはスルーしてしまうのに、昨日はこれを受け流さなかった
（その理由は気分としかいえない）
「はい、と仰るということはそれ以上の説明が必要ないのですね
　つまり、理解しているということなのですね」
と言ってしまったのだ

「よくわからない、と言ってくだされば
　もっと具体的に説明しますよ」

と言ったら驚いたことに
「わからないって言ってもいいのですか？」
と仰った

私達は、わからないことをわかるように導くことが仕事なのだ

指導者の前で「知った振りをする」のは
医者の前で「健康な振りをする」のと一緒じゃないか

こんな状況は私が作ってしまったのだろうか・・・・・・
と、また落ち込むのだった

楽音

なかなかその気になってくれないHさん
憧れのゴーベールのロマンス
何しろ「憧れ」なので一生懸命取り組んでいる
・・・・・・考えすぎるんだろうな

楽音
音楽する音ってどう考える？

音楽をしようとする時に何をする？

そもそも音楽って何だ？

10日程前の響きの会小編成アンサンブルの練習終了時
丸山先生がマタイを聴かせてくれた
そして、Iさんを呼び
「いいか、よく聴いとけよ、こんな風に音を出すのだ」
と仰った
「こんな風に」の説明は一切無し
Iさんは神妙に頷いていたが何を感じたのだろう
歌を聴かせられて
こんな風に発音するのだと教えられる

Iさんの想像力に期待したい

一方、Hさんはその気になる前に音を出しちゃうんだ
吹いているうちにその気になるんだ
とおばちゃんは判断したので
タファネル＆ゴーベ−ルの４番のA-durを
サンザン吹いていただきそのまま冒頭のEに繋げた
大成功

Hさんの場合は楽音を求めてあれこれ考えるより
「その気になればいい」
とただただ思うのだ
でもね、「その気」ってなんだろね

若者の力

ふう
Uさんの２番目のお嬢さんの披露宴
行ってきました
若いお嬢さんが結婚すると
新郎さんも若いので元気が余っているらしい
しかも野球部だ・・・・
仲間の結婚披露宴は相当嬉しいんだよね
ちょっと忘れていた若者のパワーに圧倒されてしまった

何しろここのところ平気でおばちゃんを名乗っているし
新婦の母からの依頼だからね
そうそう思惑通りには行かないのは承知のこと
それでも頑張っている図
撮影はUさん



でもね、頑張っても何もならないこともわかっている
怒鳴った所で音が通る筈が無いこともわかっている
だからマイクで音を拾ってもらうのだが
それでも、どういう訳か頑張ってしまう
きっと、力に対する気持ちの対抗なんだよ
「うおーっ！」
って吠えている若者のパワーに対してのね
勝てる筈ないのにね

Uさんは、親戚やら列席のお客様に気を配りながら
それでも、何度も音のバランスを伝えに来てくれた
疲れたでしょ
ゆっくりお休みください

疲れが取れたら「響きのコンサート」に
向き合ってね
その後は発表会だからね

雨降って地固まる

折からの雨がやんで晴れ間が出て来た
おばちゃんは晴女だから任しといて
Uさん、お嬢さんを良い日に送り出せそうだね

今日はUさんの２番目のお嬢さんの結婚式
Uさんは、アクセサリー作りや、お菓子作りなど
趣味を越えた実力者だ
そして、フルートもそこそこ（！）吹く

きっと、人生を充分に楽しんでいらっしゃるので
いつも明るく溌剌とした魅力に溢れている
（たまには褒めなきゃね）
こんなお母さん、素敵だなって思う
きっとお嬢さんも自慢に思っているだろう

夕方の披露宴ではお祝にフルートの音色を贈る予定だ

さあ、準備しなきゃね