フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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師匠のバッハが頭から離れない
E-durの短い休符やh-mollの連続するタイ
捧げもののトリオソナタのトリルの連続、強調されるリズム
クリアな低音を要求される跳躍の激しい無伴奏チェロ組曲
「強い音」「躍動感溢れる活き活きとした音」「冴えたリズム感」
そんな音を求めているうちに知らず知らず何かと闘ってしまう
シャコンヌを演奏するあの名人エネスコだって
我を忘れて闘っているように聴こえる
その闘う相手は誰なんだろう・・・・・・
本来「己」であるべきだ
しかし、いつしか並べられた音へ
そしてバッハへと矛先を向けてしまう
バッハと闘って勝ち目が無いのはわかっているのにね
でも、それは手に汗を握る緊張感という意味で効果を発揮するだろう
音楽とはそれで良いのだと思っていた
勿論それが全ては無いけれど
でも、師匠は闘わずに調和していたのだ
それで活き活きとした躍動感を決して失わない
調和するために自分自身と闘いながらだ
闘う相手を間違っちゃいけないのだ
気分が高揚したりするとすぐ勘違いするのだ
闘う目的は勝つためではなく「調和するため」
エネルギーは外へ向けちゃ行けない
内側に中心に深く熱く
しかし籠ることなく
文化会館のステージの真ん中に小さな師匠がいる
その映像を焼き付けて宝物にしよう
E-durの短い休符やh-mollの連続するタイ
捧げもののトリオソナタのトリルの連続、強調されるリズム
クリアな低音を要求される跳躍の激しい無伴奏チェロ組曲
「強い音」「躍動感溢れる活き活きとした音」「冴えたリズム感」
そんな音を求めているうちに知らず知らず何かと闘ってしまう
シャコンヌを演奏するあの名人エネスコだって
我を忘れて闘っているように聴こえる
その闘う相手は誰なんだろう・・・・・・
本来「己」であるべきだ
しかし、いつしか並べられた音へ
そしてバッハへと矛先を向けてしまう
バッハと闘って勝ち目が無いのはわかっているのにね
でも、それは手に汗を握る緊張感という意味で効果を発揮するだろう
音楽とはそれで良いのだと思っていた
勿論それが全ては無いけれど
でも、師匠は闘わずに調和していたのだ
それで活き活きとした躍動感を決して失わない
調和するために自分自身と闘いながらだ
闘う相手を間違っちゃいけないのだ
気分が高揚したりするとすぐ勘違いするのだ
闘う目的は勝つためではなく「調和するため」
エネルギーは外へ向けちゃ行けない
内側に中心に深く熱く
しかし籠ることなく
文化会館のステージの真ん中に小さな師匠がいる
その映像を焼き付けて宝物にしよう
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得難い体験をしたら
記憶が薄まる前になるべく具体的に文章にしてしまう
そして、己の脳に刻み込むのだ
師匠のリサイタル
全部バッハ
E-Durのソナタから始まりh-moll
チェロ組曲の4番を独りで吹いて
捧げ物のトリオソナタをピアノと二人で
これだけのことをこなす体力と精神力はどんなものなのだろう
気を抜く隙なんて一瞬たりとも有りやしない
そして、どうやって組み立てていくのだろう
想像を膨らませながら出かけていった
師匠は「バッハを演奏することは自分(の個性?)を消すことだ」
というようなことを以前仰っていた
でも、おばちゃんは
バッハと師匠とピアニストの砂原さんで創りだした世界を感じた
師匠の人生のほんの一部だけれど、垣間見た気がした
並々ならぬ修行を積み、取り入れては捨てを繰り返し
吟味して磨き抜かれたスタイル
長い時間をかけて到達した先生の「今」に
砂原さんは完全に共振している
この世の中にこんな美しいものがあったのだ
まだ、私の知らない「美」が存在するのだ
己の青さ、未熟さを思い知らされたと同時に
求めるべきものがずっと高い所に存在することを知った喜び
先生、本当にありがとうございました
記憶が薄まる前になるべく具体的に文章にしてしまう
そして、己の脳に刻み込むのだ
師匠のリサイタル
全部バッハ
E-Durのソナタから始まりh-moll
チェロ組曲の4番を独りで吹いて
捧げ物のトリオソナタをピアノと二人で
これだけのことをこなす体力と精神力はどんなものなのだろう
気を抜く隙なんて一瞬たりとも有りやしない
そして、どうやって組み立てていくのだろう
想像を膨らませながら出かけていった
師匠は「バッハを演奏することは自分(の個性?)を消すことだ」
というようなことを以前仰っていた
でも、おばちゃんは
バッハと師匠とピアニストの砂原さんで創りだした世界を感じた
師匠の人生のほんの一部だけれど、垣間見た気がした
並々ならぬ修行を積み、取り入れては捨てを繰り返し
吟味して磨き抜かれたスタイル
長い時間をかけて到達した先生の「今」に
砂原さんは完全に共振している
この世の中にこんな美しいものがあったのだ
まだ、私の知らない「美」が存在するのだ
己の青さ、未熟さを思い知らされたと同時に
求めるべきものがずっと高い所に存在することを知った喜び
先生、本当にありがとうございました
今日は植村先生のリサイタル
全部バッハ
とっても楽しみ
2010.10.21(木)東京文化会館小ホール
18:30開場 19:00開演
入場料 4000円(全自由席)
植村 泰一 フルートリサイタル
piano 砂原 悟
All Bach Program
ソナタ ホ長調 BWV1035
ソナタ ロ短調 BWV1030
無伴奏チェロ組曲 第4番 BWV1010
「音楽の捧げもの」より ソナタ BWV1079
そして明日は
全部モーツァルト
2010.10.22(金)レッスンワンホール
18:00〜19:00 20:00〜21:00(二回公演)
入場料 500円
Lesson 1 ワンコインコンサート
フルートの夕べ
後藤晴美(フルート)+マイナスワンCD
〜モーツァルトは好きですか〜
アンダンテ K.315
フルート四重奏曲 K.285
フルートとハープのための協奏曲 K.299
全部バッハ
とっても楽しみ
2010.10.21(木)東京文化会館小ホール
18:30開場 19:00開演
入場料 4000円(全自由席)
植村 泰一 フルートリサイタル
piano 砂原 悟
All Bach Program
ソナタ ホ長調 BWV1035
ソナタ ロ短調 BWV1030
無伴奏チェロ組曲 第4番 BWV1010
「音楽の捧げもの」より ソナタ BWV1079
そして明日は
全部モーツァルト
2010.10.22(金)レッスンワンホール
18:00〜19:00 20:00〜21:00(二回公演)
入場料 500円
Lesson 1 ワンコインコンサート
フルートの夕べ
後藤晴美(フルート)+マイナスワンCD
〜モーツァルトは好きですか〜
アンダンテ K.315
フルート四重奏曲 K.285
フルートとハープのための協奏曲 K.299