８歳に負けるな！

24日に本番を迎える第５回響きのコンサートの幕開けには
モーツァルトの交響曲第１番を取り上げました
第１番はあまり耳にするチャンスはありませんが
云わずと知れた最初の交響曲で、ケッヘル番号は16です
ケッヘル番号は作曲年が若い順につけられていますので
つまり16番目の作品で
それはなんとモーツァルトは8歳でした
（6から15まではヴァイオリンソナタです）
8歳と云えば現在の日本では小学三年生
ようやくおねしょ癖は治ったものの
交響曲の「響」なんて習ってないもの
やっとリコーダーを持たされ、リード合奏では鍵盤ハーモニカ
ランドセル背負って駆け回りながらぽっぽぽぽぽぽ

その８歳の時にモーツァルトは
オーケストラの楽器の特色も知っており
繋留音や倚音などの不協和音から解決する喜びも知っていたのです
この曲に大人が雁首そろえて取り組んいるのです

シーズン到来

ずいぶん寒くなりました
猫の季節到来です
おばちゃんがロングトーンをしていると
全身に怠惰をまとわりつけた奴がやってきます
やおら膝に乗り



「お昼寝しよう」と誘うのです
「おばちゃんは今修行中だから」
といって断るとこんな顔して



あのフレーズが出るのです
「あたしとフルートとどっちが大事なの」

オールドフルートの響きFinal

友人のフルーティストの日比野久美子さんからコンサートのお知らせがありました
『オールドフルートの響きFinal』
11月28日(金)p.m.6:00開演（普通より早いので要注意）
銀座山野楽器7F JamSpot　¥2000-
師匠の植村泰一先生が初代ルイロットの深い響きを聴かせてくれます
他には日比野さんも（多分）ケノンを吹かれます
そして西村祐さんもボンビルでご出演されるそうです
共演は素晴らしいピアニストの砂原悟さん
演奏曲目は日比野さんは何も知らせてくださらないのですが
植村先生はシューマンの３つの小品とバッハのホ長調
西村さんはメシアンのくろうたどり
という情報だけは得ました
オールドフルートならではの響きに包まれる時間は貴重ですよね
きっと素敵な時間が過ごせると思います
聴きたい方は山野楽器フルートサロンへ電話予約だそうです
それにしてもFinalですって

メクレルンバ２号臨床報告

この２、３日、レッスンでお目にかかった方に
メクレルンバ２号をお試しいただきました
お使いいただいた方の９割は
吸い付くような安定感に驚き
その使い心地の良さに即「ダイソー」に走りました
なかでも、右手の持ち方に不安がありいつも気になって仕方が無い
という方には効果絶大
テンポも２割ほど上げられるようになり
力まずに済むために良い音も持続しました
効果のなかった１割は
サイズの合わない始めたばかりの小学生で
問題は他にありました
しかし人差し指用の径の小さいものを使えば初心者の小学生も
楽器の安定が得られるかも知れません

さて、こうなってくると心配なのは品切れです
お早めにキープされたし

メクレルンバ2号

右手親指の滑り止め
さらに快適なものを見つけました
爪の長い人用に爪先がオープンなシリコン製指サックです
密閉されていないのでムレません
指先まで覆われているので力まずにしっかりと楽器をホールドできます

これを親指に装着し右手はかなり浅くつまみます
右手小指の力は抜け
薬指、小指がずいぶん自由になるはずです
百円で指が廻ったらめっけものですね