フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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響きの会の指導をお願いしている丸山先生と
話し合うのはいつも同じことです
「いい音って何だろう」
「いい」は「良い」とはニュアンスが違います
例えば「いい女だねえ」と言う時
姿が美しいだけではなく
話題が豊富で楽しいとか知性的であるとか
気っぷがいいとか気だてが優しいとか
そんなことを全部含めて「いい女」というのです
「いい音」というのも
たぶん美しいだけではなく
表情豊かであるとか、響きが豊かであるとか
その音楽にふさわしいあらゆることを含めて
「いい」と言うのだと思うのだけど
そうなって来ると「いい音」といわないで
「いい音楽」と感じるのではないかしらん
ああ、そうか
フルートを聴く時に限って「いい音」と感じるけれど
他の楽器だったら無条件で四の五の言わず
素敵な音楽と感じるような気がします
ということは、フルートの音にこだわり響きを追求し、模索するあまり
音楽よりも「音」を聴いてしまうのかも知れません
話し合うのはいつも同じことです
「いい音って何だろう」
「いい」は「良い」とはニュアンスが違います
例えば「いい女だねえ」と言う時
姿が美しいだけではなく
話題が豊富で楽しいとか知性的であるとか
気っぷがいいとか気だてが優しいとか
そんなことを全部含めて「いい女」というのです
「いい音」というのも
たぶん美しいだけではなく
表情豊かであるとか、響きが豊かであるとか
その音楽にふさわしいあらゆることを含めて
「いい」と言うのだと思うのだけど
そうなって来ると「いい音」といわないで
「いい音楽」と感じるのではないかしらん
ああ、そうか
フルートを聴く時に限って「いい音」と感じるけれど
他の楽器だったら無条件で四の五の言わず
素敵な音楽と感じるような気がします
ということは、フルートの音にこだわり響きを追求し、模索するあまり
音楽よりも「音」を聴いてしまうのかも知れません
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私の生徒さん達の発表会は来年早々
1/25に藝文ホールで予定しています
出演予定者はアンサンブルも入れて30名ほど
プログラムの数で27〜28位です
だいたい3時間ずーーーっとフルートの演奏が続くのです
ピアニストは大泉究(きわめ)さんと私
究さんのお嬢さんは杏那さんというフルーティストで
以前はこの発表会にも出ていたのですよ
母娘ともに感性のとっても豊かな音楽家なのです
レッスンでは「ここはもっと優しく静かに」とか「もっと軽やかに」とか
いろんなことを言ってもちっともピンと来ない方でも
究さんのピアノと一緒に演奏すると
いっぺんで「感じ」がわかってしまうのです
スッチが入るみたいに
共演者の影響ほど直接的なものはありませんね
みなさんに良い経験をしていただきたいのです
あっ私が伴奏を弾く方ごめんなさい
1/25に藝文ホールで予定しています
出演予定者はアンサンブルも入れて30名ほど
プログラムの数で27〜28位です
だいたい3時間ずーーーっとフルートの演奏が続くのです
ピアニストは大泉究(きわめ)さんと私
究さんのお嬢さんは杏那さんというフルーティストで
以前はこの発表会にも出ていたのですよ
母娘ともに感性のとっても豊かな音楽家なのです
レッスンでは「ここはもっと優しく静かに」とか「もっと軽やかに」とか
いろんなことを言ってもちっともピンと来ない方でも
究さんのピアノと一緒に演奏すると
いっぺんで「感じ」がわかってしまうのです
スッチが入るみたいに
共演者の影響ほど直接的なものはありませんね
みなさんに良い経験をしていただきたいのです
あっ私が伴奏を弾く方ごめんなさい
シューマンは
フルート吹きにとって馴染みの深い作曲家ではありません
フルートのためのレパートリーを残してくれなかったのです
ただし、シューマン自身が使用楽器にはあまりこだわっていた様子は無く
クラリネットやオーボエ、ヴァイオリンなどのパート譜が残されているので
便乗して(?)フルートでも演奏したりします
ただ、楽器の特性が違うので音域に少々問題があり
ちょっとした工夫をしなければなりません
12月のリサイタルでは
クララの3つの小品とロベルトの幻想小曲集を
フルートダモーレを使って演奏します
比較的低い音域が多用されているこれらの曲は
コンサートフルートよりもダモーレがしっくり来るのです
クララは作曲家としてはあまり知られていませんが
表情豊かでとても素敵な小品です
フルート吹きにとって馴染みの深い作曲家ではありません
フルートのためのレパートリーを残してくれなかったのです
ただし、シューマン自身が使用楽器にはあまりこだわっていた様子は無く
クラリネットやオーボエ、ヴァイオリンなどのパート譜が残されているので
便乗して(?)フルートでも演奏したりします
ただ、楽器の特性が違うので音域に少々問題があり
ちょっとした工夫をしなければなりません
12月のリサイタルでは
クララの3つの小品とロベルトの幻想小曲集を
フルートダモーレを使って演奏します
比較的低い音域が多用されているこれらの曲は
コンサートフルートよりもダモーレがしっくり来るのです
クララは作曲家としてはあまり知られていませんが
表情豊かでとても素敵な小品です
12月のリサイタルの前半は
全てフルートダモーレを使う予定です
Flute d'amoreと書きますが
amoreはイタリア語で
愛とか恋とか慈悲心などと訳されます
普通のコンサートフルートよりも少しだけ管が太く長いため
柔らかく暖かみのある音がします
それでフルートダモーレと呼ばれています
バロック時代に存在しましたが
その後なぜかすっかり姿を消してしまったので
現在はいくつかのメーカーが再現しています
で、そのフルートダモーレですが
私のものは変ロ長調で
(現在イ長調の管と変ロ長調の管のものが普及しています)
普通のフルートと並べてみるとこの程度の長さの違いです
つまりフルートの楽譜をそのまま使う訳にはいかないので
移調して読むことになります
まず調号は♯を2つ増やし、ミと書いてあったらファと読むのです
慣れ親しんだバッハのホ短調のソナタは
嬰ヘ短調のソナタとしてさらい直すのです
愛の道は厳しいのです
全てフルートダモーレを使う予定です
Flute d'amoreと書きますが
amoreはイタリア語で
愛とか恋とか慈悲心などと訳されます
普通のコンサートフルートよりも少しだけ管が太く長いため
柔らかく暖かみのある音がします
それでフルートダモーレと呼ばれています
バロック時代に存在しましたが
その後なぜかすっかり姿を消してしまったので
現在はいくつかのメーカーが再現しています
で、そのフルートダモーレですが
私のものは変ロ長調で
(現在イ長調の管と変ロ長調の管のものが普及しています)
普通のフルートと並べてみるとこの程度の長さの違いです
つまりフルートの楽譜をそのまま使う訳にはいかないので
移調して読むことになります
まず調号は♯を2つ増やし、ミと書いてあったらファと読むのです
慣れ親しんだバッハのホ短調のソナタは
嬰ヘ短調のソナタとしてさらい直すのです
愛の道は厳しいのです
来年3月8日に
第29回日本フルートフェスティバルin茨城が
つくば市のノバホールで開催されます
昨日は第3回実行員会で久しぶりにつくばへ向かいました
フェスティバルですから
一般のフルート愛好家の皆さんにもたくさん参加していただいて
音楽の輪を広げようじゃないかという趣旨で
合同演奏としてのフルートオーケストラのステージがあります
私達、茨城笛の会のメンバーは主に大きな楽器を演奏し
低音部分をサポートする形になります
今年の出し物は「クラシック・カンタービレ」
オーケストラの名曲がちりばめられた楽しいメドレーです
どうぞたくさんの皆様の参加をお待ちしています
詳しくは茨城笛の会へ
つくば市にも各地域に公民館があり
常時いくつもの音楽サークルが活発に活動していて
以前は音楽環境の良い地域だと思っていました
ところが、昨今は公民館利用にも時間や回数の制限があり
練習場所の確保に難渋しています
さて実行委員会での私の仕事と云えば
主にちらし編集です
まさに今がヤマ場
とっとと作らねば
第29回日本フルートフェスティバルin茨城が
つくば市のノバホールで開催されます
昨日は第3回実行員会で久しぶりにつくばへ向かいました
フェスティバルですから
一般のフルート愛好家の皆さんにもたくさん参加していただいて
音楽の輪を広げようじゃないかという趣旨で
合同演奏としてのフルートオーケストラのステージがあります
私達、茨城笛の会のメンバーは主に大きな楽器を演奏し
低音部分をサポートする形になります
今年の出し物は「クラシック・カンタービレ」
オーケストラの名曲がちりばめられた楽しいメドレーです
どうぞたくさんの皆様の参加をお待ちしています
詳しくは茨城笛の会へ
つくば市にも各地域に公民館があり
常時いくつもの音楽サークルが活発に活動していて
以前は音楽環境の良い地域だと思っていました
ところが、昨今は公民館利用にも時間や回数の制限があり
練習場所の確保に難渋しています
さて実行委員会での私の仕事と云えば
主にちらし編集です
まさに今がヤマ場
とっとと作らねば