フルートのこと、響きのことなど
我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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昨日の画像の道具は
5線引き用ペンです
ペン先が5又に分かれていて
一度で等間隔の5本の線が引けるはずなのです
実際に使ってみましたが・・・・・
まず定規を当てると掠れてしまい
また、普通の線を引く要領で素早く引くと
インクの流れが一定でないので二本や三本欠けてしまうのです
で、フリーハンドでゆっくりと
肩の力を抜いて身体の芯がぶれないように・・・・
あれれ、何かの訓練になってはいませんか?
という訳でたまに精神統一に使っています
でも、大量に線を引いても幅や間隔が実用的でなく
五線紙として役に立ったことはありません
ついでですが、このお土産のらしさは
セットに付いていたインク瓶の口より
このの幅の方ががずっと広く(誰が見ても一目で分かる)
直接浸けることが出来ませんでした
流石イタリア人です
5線引き用ペンです
ペン先が5又に分かれていて
一度で等間隔の5本の線が引けるはずなのです
実際に使ってみましたが・・・・・
まず定規を当てると掠れてしまい
また、普通の線を引く要領で素早く引くと
インクの流れが一定でないので二本や三本欠けてしまうのです
で、フリーハンドでゆっくりと
肩の力を抜いて身体の芯がぶれないように・・・・
あれれ、何かの訓練になってはいませんか?
という訳でたまに精神統一に使っています
でも、大量に線を引いても幅や間隔が実用的でなく
五線紙として役に立ったことはありません
ついでですが、このお土産のらしさは
セットに付いていたインク瓶の口より
このの幅の方ががずっと広く(誰が見ても一目で分かる)
直接浸けることが出来ませんでした
流石イタリア人です
15年ほど前でしょうか
レッスンを仕事にするようになってしばらくしてのことです
「メトロノームの音の出る時間は拍の真ん中である」
という人に出会いました
こちらも若かったのでびっくりしました
その方は東京大学医学部のご出身のお医者様で
当時で、フルートの経験年数は私と同じ位でした
練習もきちんとされているようなのに
リズムがちっともつかめないのがとても不思議でした
ある日くどいかな、と思いながらも思い切って
「メトロノームの音の出るタイミングは拍の始まる時ですよ」
と言ってみた時のその方の表情は忘れられません
振り子式のメトロノームの音の出るタイミングは
確かに真ん中の位置に来た時なのです
振り子が一番下に行った時が拍の始まりと認識していたようなのです
頭の良い方は勘違いもスケールが違います
それでどうやら20年以上フルートを吹いていたのです
時代は変わり
振り子式メトロノームが電子メトロノームに取って代わられたこの頃
光の点滅に合わせてはねるように身体を動かす様子が度々見られます
ゆっくりの時は幅が広く、早い時は幅の短い
振り子の運動が想像できないようです
テンポの話をもう一つ
レッスンで「テンポが悪い」と散々注意して一向に自覚を持たなかった人が
ニンテンドーDSの「リズム天国」で良い結果が出なかったことから
自分のリズムの悪さをはっきりと認識したという報告がありました
現代人って・・・・・・
レッスンを仕事にするようになってしばらくしてのことです
「メトロノームの音の出る時間は拍の真ん中である」
という人に出会いました
こちらも若かったのでびっくりしました
その方は東京大学医学部のご出身のお医者様で
当時で、フルートの経験年数は私と同じ位でした
練習もきちんとされているようなのに
リズムがちっともつかめないのがとても不思議でした
ある日くどいかな、と思いながらも思い切って
「メトロノームの音の出るタイミングは拍の始まる時ですよ」
と言ってみた時のその方の表情は忘れられません
振り子式のメトロノームの音の出るタイミングは
確かに真ん中の位置に来た時なのです
振り子が一番下に行った時が拍の始まりと認識していたようなのです
頭の良い方は勘違いもスケールが違います
それでどうやら20年以上フルートを吹いていたのです
時代は変わり
振り子式メトロノームが電子メトロノームに取って代わられたこの頃
光の点滅に合わせてはねるように身体を動かす様子が度々見られます
ゆっくりの時は幅が広く、早い時は幅の短い
振り子の運動が想像できないようです
テンポの話をもう一つ
レッスンで「テンポが悪い」と散々注意して一向に自覚を持たなかった人が
ニンテンドーDSの「リズム天国」で良い結果が出なかったことから
自分のリズムの悪さをはっきりと認識したという報告がありました
現代人って・・・・・・
テトラッツィーニを聴いています
モイーズの「私のフルート論」に載っている
お手本にしたい音楽家のうちの一人です
ソルヴェーグの歌
組曲としてはなじみ深い音楽ですが
歌は初めて聞くのかも知れません
それにしてもこの人は
なんてなんてこと無く歌うのでしょう
自由自在に声を操る声帯の筋肉は
いったいどういうことになっているのでしょう
超名人芸のロメオとジュリエット
縦横無尽のベニスの謝肉祭
こんな風にフルートを吹けたらいいな、と思います
こんな時には「いい声だなあ」とは感じていませんねえ
発声の自由自在さを心からうらやましく思い
その自在さに由来する「なんてことの無い音楽のスタイル」
過剰さは微塵も無く極当たり前のように音楽が進行するさまは
まさに理想の姿です
必要なものと不要なものを選り分ける能力があったらいいのに
先日の響きの会の練習の後
植村先生がおっしゃっていました
「やっと力を抜くことがわかってね
要するに、いらない力を抜くと必要なところに入ってくるのだよ」
先生もテトラッツィーニみたいになってきたもの
モイーズの「私のフルート論」に載っている
お手本にしたい音楽家のうちの一人です
ソルヴェーグの歌
組曲としてはなじみ深い音楽ですが
歌は初めて聞くのかも知れません
それにしてもこの人は
なんてなんてこと無く歌うのでしょう
自由自在に声を操る声帯の筋肉は
いったいどういうことになっているのでしょう
超名人芸のロメオとジュリエット
縦横無尽のベニスの謝肉祭
こんな風にフルートを吹けたらいいな、と思います
こんな時には「いい声だなあ」とは感じていませんねえ
発声の自由自在さを心からうらやましく思い
その自在さに由来する「なんてことの無い音楽のスタイル」
過剰さは微塵も無く極当たり前のように音楽が進行するさまは
まさに理想の姿です
必要なものと不要なものを選り分ける能力があったらいいのに
先日の響きの会の練習の後
植村先生がおっしゃっていました
「やっと力を抜くことがわかってね
要するに、いらない力を抜くと必要なところに入ってくるのだよ」
先生もテトラッツィーニみたいになってきたもの