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フルートのこと、響きのことなど 我が家に住まうフルート吹きたちが勝手気ままにおしゃべりします
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いやはや、ご無沙汰しました
相変わらず、事務処理に追われ更新できませんでした
只今、2件のチラシ、1件のプログラム
その他諸々、書類制作に入っております

先日、「クヴァンツの奏法私論」を読む勉強会に参加した

そこへ師匠がH.P.シュミッツ先生の音を持って来てくださったのだ

我々がシュミッツ先生を知った時には
残念なことにすでに「フルートを吹かない先生」になってしまっており
教育者として吹かずに素晴らしいレッスンを展開し
学者として多くの文献も残している

出し物は件のクヴァンツのコンチェルト
で、どんな音だったかというと
とにかく凄いひっくり返るくらい凄いのだ
何が凄いって
まず、素晴らしく圧力の高い息による芯のある音
そして、見事なタンギングのヴァリエーション
ほれぼれするほど切れ味の良いスタッカート
そして何より「装飾のヴァリエーションの豊富さ」
神に誓って2度同じことはしない
考え得るあらゆる所にあらゆる装飾を施し
うっかりするとクヴァンツの原型がわからなくなる程
隙間無くギウギウに飾りたて
そのテクニックの鮮やかなことったら

研究者としてのシュミッツ先生の固いイメージが
あっという間に崩壊し
天真爛漫とか天衣無縫とかの言葉がぴったりの
やんちゃな笛吹きに塗り替えられてしまった

それは絢爛豪華な趣味なのか
それとも研究者としての実験なのかは詮索しないでおこう
とにかく痛快で楽しい笛には違いない

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